睡眠障害の最大の原因はストレス

ストレスが睡眠に与える影響(2014.10.13)

  高齢者の適度な昼寝は当たり前、というのがネットの情報です。誰もが昼食後は眠くなるようです。特に昼を食べると、血液が胃腸に集まるので、脳内の血流量が減り睡眠への要求が高まるという話しも聞いたことがありますから、私の昼寝は正常な反応だろう判断しています。

 ちなみに、以前も書きましたが、ウォーキングをした日は眠りが深くなります。しかし睡眠時間の長さはそれほど変わらないようです。ここのところ私は、10時半から11時ぐらいに寝て、6時から6時半ぐらいに起きていますので、だいたい7時間半寝ている計算になります。

 この時間を、一般的な高齢者の睡眠時間と較べて見ると、やはり長いみたいです。ネットの資料では、6時間半ぐらいが平均になるようです。

 ただし寝床に入る時間と寝床にいる時間を見てみると、60代の方は10時ごろ寝床に入り、7時間半から8時間横たわっているという統計もあるみたいですから、要するに1時間ぐらいは寝床で寝付けない状態が続いているということのようです。

 それに較べると、私の場合は長くても30分、短いときはものの5分で寝入ってしまいます。また目が覚めると、高血圧のせいかなと思っていますが、すぐに活動できる状態なので、寝床でうつらうつらするという時間はほとんどありません。

 その意味では50代の人に近い生活を送っているのかなという気もします。

 ちなみに私の妻が長期療養をしているとき、私もストレスで不眠や高血圧に悩まされました。いろいろなことが気になって寝付けないというのが最初の症状。

 しばらくすると、早朝、それこそ3時とか4時に目が覚め、いったん目が覚めると気になることが次々と思い浮かび、体が疲れていることを自覚しているのに、それっきり眠れない。

 さらに深く眠ったという感覚が減り酒量も増える。それでも浅い睡眠が続くようになり、それがやがて悪夢に変化。悪夢というのは不思議なもので、「なんてひどい夢を見たんだ」と思って飛び起きるのですが、すでに内容は忘れています。

 覚えているのは、「なんかものすごく嫌な夢を見た」という記憶だけで、心臓は動悸をうち、血圧は200近くに上昇。場合によっては寝汗をかいたりと、まあともかく不愉快。

 医者に行って軽い睡眠薬を処方してもらったりもしましたが、結局妻の2年間に渡る長期入院とその後の1年間の仕事の激務で疲れ果て、上記の症状が度重なり早期退職

 早期退職をして、すべてから一応解放された4月1日は、体をがんじがらめに縛っていた鉄の鎖から解放されたような感覚があり、血圧は一気に低下。

 夜も眠れるようになり、現在に至っています。ストレスというものが睡眠に与える影響がいかに大きいかということをはっきりと感じた数年間でした。



睡眠


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