台風接近時の息苦しさ

2019.10.7

 今日は朝からかなり涼しい。いつもの習慣で半袖シャツを着ましたが、ちょっと寒いぐらい。今日はこの後クローゼットから長袖シャツを引っ張り出す予定です。

 さて今日はちょっと血圧とは違う話題です。天気予報を見ると、日本の南海上に台風19号が発生。進路予想を見ると、四国、九州地方に向かうみたい。

 現在の中心気圧は975ヘクトパスカル。1気圧が1013ヘクトパスカルですから、だいたい0.96気圧。中心付近の最大瞬間風速は50mとなっていますから、時速に直せば180km。

 しかも今後さらに発達し、10日頃には今年最悪の台風になりそう。というわけで、また暴風雨の被害が予想されます。そんな中、そういった暴風被害とは別に、前回の18号やその前の15号の接近時に、私はなんだか原因不明の息苦しさを体験。

 今回の台風も勢力がかなり大きいようなので、もしかしたらまた感じるかもと警戒しています。というわけで、昨晩少し「台風接近時の息苦しさ」といったような検索語句でネット内の情報を調べてみたのですが、こういった体調不良を感じる人は意外に多いみたいです。

 特にそれを感じる時期は、接近の2日前ぐらいという記述が多いように感じ、これは私が息苦しさを意識した時期と重なります。

 問題はその原因ですが、医療関係者のサイトでは、急激な気圧変動によって自律神経が乱れることによる体調不良ともっともらしいことが書かれていますが、なぜ乱れるのかということを深く説明した記述は見つかりませんでした。

 しかしそうなると息苦しさや頭痛、体の各部の痛みや耳鳴り、神経痛、気分的な落ち込みといった諸症状すべてが、自律神経の乱れという簡単な語句で片付けられてしまいちょっと不満。

 そもそも気圧の変化でなぜ自律神経が乱れるのかという理由もよく分かりません。しかもネットの体験談を読んでいると、接近時に辛いと感じる人が多いようで、通過後の記載は少ない。

 ということは、気圧が急激に下がるときに体調不良を感じる人が多いということになりそう。今回接近が予測されている台風も、今現在冒頭に書いたように中心気圧は975ヘクトパスカルで、今後発達すれば960ヘクトパスカルぐらいになりそう。

 一方高気圧の方は1020ヘクトパスカルぐらいですから、この状態で台風が通過すれば一気に60ヘクトパスカル、すなわち6%ぐらい気圧が急降下ということになり、だから自律神経が乱れるというわけですが、不思議だなと思うのは以下の点。

 それは航空機。離陸後上昇すると機内の気圧は0.8気圧定まで下がります。ということはその下降の度合いは約20%で、台風よりも激しい。

 しかし、飛行機に乗って航空の巡航速度に達した時に、私はこれまで息苦しさを感じたことはありません。しかも飛行機の場合、高空に達するまでに要する時間は30分程度ですから、気圧の下降速度は台風接近よりも明らかに激しいと言わざるを得ません。

 にもかかわらず、高空で息苦しさを感じないのはなぜか?というわけで、自律神経の乱れ以外の要素もあるのではと思うようになりました。





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