マフラーの必要性を認識

寒さによる後頭部の軽い頭痛(2014.12.7)

 12月上旬だというのに季節はずれの寒さを感じます。一方でフィリピンには大型で強い台風が直撃するみたいですから、いったい地球はどうなってんの?という疑問を感じます。

 こういった異常気象の報道を聞いて、識者が温暖化だとかエルニーニョ現象だとか、いろいろな考察を述べていますが、理論的にスーパーコンピューターを使って解き明かしでもしない限り、本質は分からないのではと思うようになっています。

 一方で原因はともかく、日常生活ではそういった異常気象になんとか対応せざるを得ません。寒さについては、原油価格が下がっているので、灯油価格も若干下落。家計には助かります。

 しかし問題はこういった急激な温度変化が体調に与える影響です。私が住んでいる埼玉県では、夏は38度ぐらいになるのに、冬は−5度ぐらいまで冷え込むことがあります。その差はなんと50度近いわけですから、体がおかしくなるのも無理はないと思います。

 今年は特に10月までは妙に暖かかったのに、11月に入って急に気温が下降。さらに12月にはいると真冬並みということで、季節が一ヶ月以上前倒しになっている印象です。

 こういった激しい気温変化で、今年は例年よりも早い時期からインフルエンザが流行していると報道されています。私は11月22日に予防接種を受けましたが、効果が出るまで3週間ぐらいかかるみたいなので、少なくともあと一週間は細心の注意が必要だなと思っています。

 一方急に寒さが増したせいなのか、パソコンのやりすぎなのか、それとも新調した老眼鏡の度数が相変わらず合っていないのか、原因は不明ですが、ここのところ首筋の冷えや強張り、こりといったものを意識するようになりました。

 同時に夕方になると、後頭部に軽い頭痛を感じるようになりました。度の合わない老眼鏡をかけたときは右後頭部に軽い痛みを感じましたが、今回の頭痛は後頭部全体にうすーいもやがかかったような頭痛です。

 頭が痛くてしょうがない、というものでもないので、薬も飲まず無視していますが、この頭痛が寒さと共に生じたように思われます。つまり加齢に伴って首筋の筋肉量や脂肪量が減り、寒さによって血管が冷えやすい状況になるのが最初のきっかけ。

 血管が冷えれば、当然ながら血圧も上がりますが、血流も悪くなります。そのため脳への血流が減ります。そんな状況でパソコン等の細かい作業を続けていれば、脳に負担が来てもおかしくないような気がします。

 というわけで対策としては、先ずは暖房と運動。一応ウォーキングをがんばっているつもりですが、首筋までは意識していませんので、次は室内での首や肩のストレッチでしょうか。

 確かに夕食自前に部屋でラジオ体操をやったり、首や肩を回したりしていると多少痛みが和らぐような気もします。そういった観点から考えると、タートルネックのセーターは防寒とともに、首筋の血流も保護する役目があるように思えます。

 また外出時にマフラーをする、というのもおしゃれではなく健康にもいいんだなということがようやく分かってきました。



脳、頭痛


表紙に戻る