脳卒中を起こす10の因子

寒さによる後頭部の軽い頭痛(2014.12.7)
 

 クモ膜下出血にも関連しますが、脳卒中に関して。脳卒中は脳の血管が破れるか詰まってしまう事により、脳内の一部組織に血液が届かなくなり、障害が起きる病気です。

 血管が詰まった場合が脳梗塞破れた場合が脳出血、クモ膜下の血管が破れた場合がクモ膜下出血となり、これら代表的なパターンのようです。ただしこれ以外にちょこっと詰まってすぐに回復するという場合もあるようで、一過性脳虚血発作というのがあります。

 原因ですが血管自体が硬化して細くなるとか、血管内に異物が浮遊し、それが細い部分でつっかえるという事もあるようで、いずれもこういった症状が生じればかなりのダメージが脳に起きると考えて良さそうです。

 私が入院中にも、一緒にリハビリを受けている人は大勢いましたが、その大半は外から見ても全く異常はなく、何か動作を始めるとどこかの部位が動きにくいという人が多いようでした。

 聞いてみるとこういった人のほとんどは脳梗塞だということで、私のようなクモ膜下出血は珍しい(患っている人が少ない)印象でした。

 実際ネットで患者数を調べてみると、正確な数字は不明ですが一番多いのが脳梗塞、次が脳出血、そしてクモ膜下出血となるようです。

 でこういった疾患の原因ですが、基本的には私も気にしている動脈硬化にあるそうです。で問題はこの動脈硬化を加速させる因子があるということで、これらに注意すれば進行が防げるという事です。

 この因子は全部で10個あるそうですが、これらを取り除けが、脳卒中の9割は予防できると書かれています。ではその因子とは何か?

 第1位はご存知高血圧。全世界的な統計から導き出された結論だそうですが、高血圧をコントロールできれば脳卒中リスクは48%低下するそうです。(データには残念ながら日本人は含まれていないそうです)

 では高血圧以外の因子は何か。運動不足36%。(数字はリスクを低下させる寄与度です)血中脂質27%、質の悪い食事23%、肥満19%、喫煙12%、心疾患9%、飲酒6%、ストレス6%、糖尿病4%だそうで、これらをすべて組み合わせるとリスクは9割低下するそうです。

 というわけで必死になって高血圧をコントロールする必要あるわけで、私の場合それ以外に血中脂質が該当します。ただ問題はどうやって改善するかですね。



脳、頭痛


表紙に戻る