日焼けはやけどと同じ

過度の日焼けは危険(2012.7.10)

 昨日は早めに起きて伊豆半島まで釣りに行ってきました。行くまでは曇り空だったのですが、到着した頃は青空が広がり、首筋と足の甲に激しい日焼けをして帰ってきました。

 砂浜から投げ釣りを行って来たのですが、シロキスが10匹程釣れたので、今日は唐揚げか天ぷらでビールのつまみになる予定です。というわけで久しぶりにブログの更新を1日休みました。

 物を投げるというのは、人類の狩猟本能を刺激するのかもしれませんが、ひじょうに爽快ですね。投げ釣りの場合、道具をきちんと揃え、投げるフォームを研究し練習すると、普通の人でも100mを越すぐらいまで投げる事が出来ます。

 私は非力で、なおかつ本格的に練習したこともないので、せいぜい100mぐらいしか飛びませんが、それでも投げ終わった瞬間におもりの行き先を見つめるのは気持ちが良いです。ストレス解消と運動不足解消の両方の意味でも体によいと思っています。

 一方日焼けですが、先ず日焼けは紫外線で起きると言われています。我々が普段見ている光を可視光線といいますが、この7色の光を振動数の順に並べていくと、低い方から赤、橙、黄、黄緑、緑、青、紫の順になります。

 紫外線というのは紫の外にあるので紫外線といいます。また光のエネルギーは振動数が大きいほど大きくなりますので赤よりは緑、緑よりは紫、更に紫よりは紫外線のほうがエネルギーが大きいわけです。

 でこのエネルギーの大きい光が皮膚に当たると、その部分の毛細血管が炎症反応を起こし充血するので、肌を見ると赤く焼けた状態になります。さらにその炎症が大きい場合は、痛みや発熱が起き、場合によってはやけどと同じような水ぶくれが出来ます。

 その後人によってはメラニン色素が生成され、皮膚が黒くなります。これを一般的には「きれいに焼けましたね」というように言います。

 特にふだんあまり日の当たらない部分(背中や腹等)に日が当たると炎症は激しくなります。今回の私の釣行では、首の後ろと足の甲がかなり焼けました。

 特に足の甲は帰ってきてから気がついたのですが、気持ちがよいので裸足で海の中に入っていたため、知らないうちにかなり激しい日焼けになっていました。

 しかしまあこれらは1週間もすれば痛みも引き、若干黒くなって炎症も治まります。

 太陽光にあたること自体は、生物にとって体の内部の恒常性を維持するためにも必要だと思いますが、過度の日焼けは要するにやけどを同じですから、やはり避けるに越したことはありません。

 昨日の釣りでは帽子をかぶって頭は保護したつもりですが、特に足は無防備だったのでちょっと反省しています。



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