スマホのやり過ぎで
頚椎椎間板ヘルニア?

韓国の若者に首の異常が急増?(2013.7.17)


 毎日新聞の記事に「韓国 若者に首の異常急増」という記事が出ていました。他人事ではないと思われる方が多いのか、ブログ等で取り上げる方も多いみたいです。

 内容は韓国の20代の若者に頚椎椎間板ヘルニアが急増しているというのもので、原因はうつむいて操作するスマホのやり過ぎではないかと推定されています。

 実際過去のデータも示されていますが、2007年から毎年約8%ずつ患者数が増加しているということで、特に20代の伸びが大きいようです。

 そこで当然気になるのが日本の場合ですが、調べてみると日本で携帯電話の普及が始まったのは1990年代の後半で、今から15年ぐらい前です。

 2003年の初めには普及率が90%を越しているようです。今からちょうど10年前ですね。普及率が伸びると共に子供にも携帯を持たせる家庭が増えていきます。

 と言うことは生まれたときから携帯をいじり回せる環境になっている人たちが今や20歳前後になっているわけです。我が家の息子は18歳ですが、確かに小学校に通い始めた頃から子供に携帯を持たせる親が増えたように思います。

 従って今現在20代の人は、もちろん個別の事情の違いはありますが、すでに10年、15年と携帯と付き合い、さらに最近はスマホに乗り換えという経過をたどっているのかなと思われます。

 私事ですが、私は猫背です。最近はウォーキングをするときにちょっと意識して肩を後ろに引くようにして歩いていますが、疲れたり気を抜いたりしているとどうしても前屈みの姿勢になってしまいます。

 原因ですが、喘息だと私は思っています。ちょっと関連性が分からないかもしれませんが、激しい喘息を経験したことがある人は想像できるかもしれません。要するに息が苦しいので寝ていられない。

 座って呼吸をするのですが、胸をはって深呼吸なんてとても出来ません。ただただ発作が静まるか、薬が効いてくるのを待ってひたすら苦しさを耐える事になります。(昔は速効性の薬がありませんでした)

 この間の姿勢は前屈みでないと耐えられません。背中を丸めてゼーゼー言いながら、なんとか呼吸をしようと苦しみます。それが季節によっては毎日のように続きます。成長期の3歳からの発症ですから、骨の形に影響するのは当たり前だと思っています。

 今回のスマホによる首の異常も似たようなものかなと思えます。成長期に首を曲げて何時間も同じような姿勢でいたら、骨が曲がってしまうのは当たり前のような気がします。今日は息子にもこのことを伝えようと思っています。 

 余談ですが、中学時代猫背をからかわれたことがあります。一種のいじめに近いような言動だったと思いますが、私自身は普段学校ではほとんど目立たない存在でした。しかし、その時はさすがに腹が立って、当事者(一人だったので)に向かっていきました。

 真面目な他の生徒が止めに入ってくれたので、お互いに胸ぐらをつかんで睨み合ったところで終わりましたが、後にも先にも私の人生で他人の胸ぐらをつかんだのはこの1回だけです。親にも話しませんでしたが、その後からかいはなくなりましたので、いじめの不愉快さを感じると共に、時には怒りを表現するのも大事なんだなと思いました。(相手が一人だったから良かったのだと思います)


喉、首関連


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