釣りをしていると話しかけられます

海釣りで健康生活(2013.6.10)

 仕事に空きができたので、新潟県の柏崎へ2泊3日で釣りに行ってきました。すでに何回か書いていますが、私は海が好きで、月に一回ぐらい海を見ないとどうも精神的に落ち着きません。

 海無し県の埼玉に住んでいるので、ますますそういった欲求が大きくなるのかなとも思えますが、日帰りなら湘南、1泊なら東伊豆または清水方面。二泊なら南伊豆の下田や新潟あたりに良く出かけます。

 人の好みというのは不思議なもので、私は海が好きなのですが、このほどエベレストに登った三浦さんのように、どうしようもなく山が大好き、という人もいるみたいです。

 どちらが優れているというわけではもちろんないと思うのですが、どんなことがその好みの違いの原因になっているのかなあとよく考えます。

 もともと生命は海から生まれたわけで、その名残として血液成分が海の成分とよく似ているというのは良く言われることです。

 しかし海から生まれて進化したと言っても、動物が陸上に上がってからはひたすら陸で生活しているわけですから、進化の過程によって好みが分かれたと言えるわけではなさそうです。

 ネットで調べてみると海好きの山好きの性格の違いなんてことを気にしている人もいますが、私にはよく分かりません。また遊び半分の心理学の心理テストでは、これが結構活用されているみたいですが、もちろんお遊びの範疇であって、きちんと体系的に研究しているわけではなさそうです。

 ただし若いときは海好きが多く、年をとると山好きが多いという統計的資料はありました。私の場合は、海の景色と山の景色では、間違いなく海の景色が好きだと思っています。

 ということは、気持ち的にはまだ若い?そう言えば、最近健康のためにウォーキングや低山ハイキングをしたりしていますが、行き交う人は圧倒的におじさんおばさんが多いですね。

 そして今回の場合もそうですが、海に釣りに行くと、もちろん私のようなおじさんも大勢いますが、家族連れや若いカップルも目立ちます。平均年齢が海の方が若いなあと感じます。

 だからどう、というわけでもなく結論はないに等しいのですが、釣りをしていると昔よりも周りから話しかけられることが多くなりました。どうゆうわけでしょう?

 若い奥さんが、「この魚は何ですか?」「これは食べられますか?」なんてよく聞かれます。おじさん同士でも、「釣れてますか?」「いやあ駄目ですねえ」みたいな会話を良く交わします。

 まったく見ず知らずの人との会話ですが、話をすることは結構大事なんだろうなと思っています。きれいな海を見て、海に向かって思い切っておもりを投げたり、砂浜を歩くことが運動になり、ちょこっとした会話で満足感を得ることが、意外に精神的な大きな癒しになるような気がしています。



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