感染拡大に湿度が影響?

2020.3.15

 昨日の埼玉は1日中冷たい雨が降り、夜は結構冷え込みました。結局私は1日中家にこもっていました。今日は朝から快晴で、先ほど市民農園に行って、昨年植えたブロッコリーからどんどん出てくる脇芽を取ってきました。

 今日のサラダの材料にする予定です。途中の道から秩父方面の山が見えるのですが、今日はひじょうに見通しが良く、頂上付近は新雪が積もったように白くなっていました。

 時折吹く風は北風で、結構寒い。とはいえ、空気は清冽。新型コロナウイルスの繁殖力について、アメリカの研究所が報告書をだしたようで、内容はこれまでの情報に、湿度の情報が追加されました。

 どうやら湿度50%で摂氏22度ぐらいで、ウイルスの活動が収まるみたいで、これが正しい情報なら、日本は梅雨時に向かう過程で感染者数が減少しそうです。

 これまでも世界各国の感染者数を一覧表にしているのですが、感染が始まっても、すぐに感染が拡大する国と、じわりじわりと増えているだけの国に二分されているように見えます。

 そういった国の違いは、医療体制の整備状況によるところも大きいとは思いますが、やはり暖かくて湿度が高い国では感染拡大の勢いが小さいなと感じていましたので、湿度という要素は大きいのかも。

 さて今日の感染拡大状況ですが、中国本土の新規感染者数は本日朝9時の段階で昨日より31名の増加。増加率は母数が8万人を越していますので、ほぼ1.000倍です。

 一方世界全体で見ると144514名から156098名となっていて、11584名の増加。多いのはイタリア。昨日より3500名近く増えて21157名。

 イタリア方面から最近日本に帰国した人が感染していたという報告も増えているような気がしますが、現地は大混乱しているはず。

 次がイランで1365名増えて12729名。韓国は100名ほど増えて8086名。1週間ほど前から増加率に陰りが見えていますが、現在は1.013倍で、終息はまだ先になりそうです。

 そしてスペイン。1159名増えて6391名。ドイツも910名増えて4585名。フランスは813名増えて4480名。アメリカは776名増えて2726名。

 昨日から500名以上増えた国について書きましたが、それ以外に感染者数が1000名を越しているのはスイス1359名、イギリス1143名、ノルウェイ1090名など。

 日本は72名増えて773名。増加率は1.103倍でかなり大きな値です。日本は3月に入ってからこの1.1倍前後の増加率がず〜っと続いています。

 安倍総理がイベント自粛要請をしたのが2/26。翌日は小中高臨時休校要請となり、この頃からすでに2週間以上経過していますが、増加率に変化がないのでちょっと不安になります。

 政府はこういった自粛要請をしたからこそ、増加の勢いが抑えられていると強弁するのかもしれませんが、一般庶民の感想としては、ここまでやっても増加率が抑えられることはなかったという気もします。

 もし効果があったとすれば、来週あたりに出てくるはず。しかし自粛要請に我慢できず、来週あたりからイベントの再開や休校処置の中止をうたっているところもあるようで、そうなると逆に増加するかもしれません。



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