正しい知識で怖れる

2020.6.23

 埼玉は朝から雨模様。先ほど市民農園で除草をしようと思い出かけたのですが、農園の駐車場に到着したら雨が降り出し、結局作業を断念。近くのスーパーで買い物をして帰宅。

 晴れていれば今日の午後は趣味と健康を兼ねて、群馬県太田市にある、関東屈指の大きさらしい天神山古墳を見学に行こうかなと思っていましたが、どうやら今日は断念することになりそうです。

 今日の今現在ヤフーのページで厚労省が発表している累計感染者数は17968名。朝9時ぐらいの数値は17916名だったので、その差は52名。

 しかしなぜか厚労省の数値では新規感染者数は43名増となっていて、相変わらず誤差が生じる理由が謎です。

 もしかすると新規感染者数ですから、一旦回復して再び要請になった人は、新規には含まれないのかもという気もするのですが、だとすれば累計感染者数も減るような気がします。

 というわけで、どうも新規感染者数という数値が信用できないなと私は感じているので、単純に累計感染者数の増加数を見ているのですが、5/25に全規制が解除され今週が4週目

 5/25から数えて16日目の6/10あたりから、感染者数増が連日40名を越えて、今日で二週間近く。ここ5日間は50人越えですから、終息の兆候は全く見えなくなりました。

 一方で6/19に県をまたぐ移動自粛も解除され、6/20、6/21の土日は、各地の行楽地で人が増加。個人的には人が集まるような行楽地に行くのはまだ早いと思っているので、たぶん7月中旬にその結果が分かることになりそう。

 日本人は素直で、国や地方自治体からの要請には素直に従う反面、規制が解除されたとなると、「よしもう安心だ」と何も考えずに行楽地に出かける人も多いような気がします。

 つまり当局の指示に従っていれば安全だという考え方が根底にあって、今いる場所がどのぐらい危険かというのを個人個人が判断してその行動に反映させるというのは下手なような気がします。

 しかしこの感染症は、個人個人が危険性を見極めて、その行動を決める必要があり、他人(当局)任せでは乗り越えられないと思っています。

 ただし、欧米ではそういった個人主義的な判断で、自由闊達に振舞う人も多いようで、それが逆に感染を拡大させたと考えることも出来そうで、個人的判断というのもなかなか難しいなという気はしています。

 この感染症が始まった初期の頃、「正しい知識で恐れる」というような表現が見られたことがありましたが、今がまさにその時期ではないかと思っています。



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