今日の日本の新型コロナ新規感染者数は、午前中の数字が 23032名。昨日が22581名だったのでなんと451名の増。4/21以降、私の記録では最高値なりました。
この間の新規感染者数の推移をグラフで見ると、厚労省発表のグラフとは若干異なりますが、以下のような感じです。（6月ぐらいまではJohnsHopkins大学の数値、7月に入ってからは厚労省の数値を使っています）
問題はこの先どうなるかですが、東京ではアラートの段階を上げたみたいですが、強い強制力はないみたい。あくまで要請に留まるようで、その先へ進むには国の動きや法改正が必要になるということでしょうか。
しかし現状はgotoキャンペーンを実施するかどうかでも揉めているぐらいですから、休業指示や移動制限を課すという事はなさそう。
という事は普通に考えれば、この上昇傾向は今後も続くということであり、100人増から200人増加になるまでにかかった期間がほぼ1週間。
さらに200人から400人まで増加したのが1週間と考えると、来週の今ごろは800人増となっている可能性も否定できません。そんな中で、gotoキャンペーンが行われるわけで、このキャンペーンによって感染が抑制されるとはだれも思っていないはず。
むしろこのキャンペーンによって、今から3週間後の8月上旬には感染者が爆発的に増えるという可能性の方が高そうに私には思えます。
とはいえ、私はどちらかというと悲観的な物の見方をすることが多い人間であって、世の中には楽観的に考えればストレスもたまらず、気軽に生活できると考える人もいるはず。
そういった人は、誰が何と言おうと気軽に旅行に出かけるという事なのかもしれません。
しかしそもそもこのgotoキャンペーンを最初に発案したのは誰なのか？という事が気になってネットを調べてみたら、経産省ということでした。
そして今このキャンペーンが問題になって、どうするかを考えるときは「専門家の意見を聞いて」という言い方が目立ちます。つまり勝手にキャンペーンを始めておいて、やめるときは専門家の意見を参考にということで、なんか無責任というか身勝手な印象です。
さてどうなるか？今日の夕刻専門家の会議が開かれるという事ですが、専門家と呼ばれる人たちも、意見を求められて困ってしまうのではという気がしています。