今、都内に行ったら危険なのか?

2020.8.22

 今日発表されている日本の新型コロナ新規感染者数は61062名で、昨日より1032名の増加。ヤフーに掲載されている厚労省発表の数値では1033名増となっています。

 昨日の記事では1100名前後の増になるのかなと思っていましたが、それをかなり下回った感じ。ということは明日は800名前後の増となり、月曜日は500名前後の増となりそうな気配です。

 グラフを見てその傾向を追っかけているだけですが、結構予想は当たるもんだなという気がします。

 昨日の新型コロナ関連ニュースの中で、KYODOからの記事があって、その見出しは「コロナ死者じわり増加 感染者数はピークと尾身氏」という短い記事がありました。

 内容は、今回の第2波はピークに達したということのようですが、それは新規感染者数の推移を見ても感じることです。ただ高齢の感染者は増えているとのことですが、どのくらい増えているのかという記載はナシ。

 感染者が増えれば、高齢者の感染が増えるのは自明のことで、さらに高齢者の感染者が増えれば重症化する人数も大きくなることは、これまでのニュースを見ていれば明らか。

 こういったニュースを聞いていて、最近になってふと気が付いたことが一つ。毎日毎日新規感染者が○○名と報道されていますが、これは実際に感染した時期からは2週間前後ずれているということが分かっています。

 つまり今日の新規感染者増1100名というのは、2週間ぐらい前に何らかの経路で感染してしまい、その人たち若しくはその濃厚接触者と思われる人たちが医療機関や保健所と連絡をとって検査を受けた結果陽性と判定された数だということです。
 
 一方新規感染者数の日ごとのグラフを見ると、上にも書いたように、8/7がピークになっていて、それ以降減少しています。ということは実際に感染が起きたのは、8/7の二週間前7/24前後で感染者が増えたということであり、ちょうど4連休の時期と一致します。
 
 では、今日現在、新たに巷で感染してしまう人はどのくらいいるのかということですが、その結果が分かるのは2週間後の9/5あたり。
 
 というわけで、厚労省のページに掲載されている日々の新規感染者数のグラフを見て、そこから多少強引に、今の減少傾向が続いたら9/5には何人ぐらいの陽性者が確認されるかを予想してみると、これはグラフの傾きをそのまま延長して考えればよいことになります。
 
 結果はピーク値は700名ぐらい?最小値は400名ぐらい?仮に500名とすると、ここ数日で感染してしまい2週間後に陽性反応を示す人は全国で500名ぐらいということになります。だとすると東京ならその5分の1程度の100名ぐらい?(4分の1ぐらいかもしれません)

 仮に100名が陽性になる可能性があるとすると、その内重症化するのは何名ぐらいなのか?これはネットでも散々議論されていますが、高齢者ほど高くなるみたい。

 そこで私の年代である60台の人口構成比を見ると、どうやら高齢者と呼ばれる65歳以上は30%ぐらい。ということは陽性者が100人いたら30人ぐらいが65歳以上の人。

 さらにその30人の中で、重症化するのは何人かと考えると、どうやら高く見積もって20%ぐらいが重症化するみたい。ということは6人。

 たまたま今日東京に私が遊びに行って、その6人の中に入る確率はどのくらいかと考えると、なんかかなり確率は低くなりそう。

 とはいえ宝くじに当たる確率よりは間違いなく大きい。しかし都内に遊びに行って交通事故に遭う確率は?とか考えていくと、意外に安全じゃないのかという気もしてきます。

 個人の勝手な考えですから、間違っている可能性大ですが、個人的にはこういったことを拠り所にして、一人一人が感染の危険性を判断すべきなんだろうなと思っています。
  



第2波終息の時期は?


新型コロナ(2)


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