他の病気や災害と比較

2020.8.29

 8月の終わりだというのに、相変わらず猛暑が続き、通常は夜間は気温も下がるのに、毎晩エアコンつけっぱなしで寝ています。朝方ほんの1〜2時間気温が25℃ぐらいまで下がるようで、今日も5時半に目が覚めたので、1時間弱の早朝ウォーキングです。 

 行きかう人の半分ぐらいはマスク装着。私はマスクはつけなかったので、すれ違う時だけ5m以上間隔をあけるように意識しました。

 さて私が住んでいるのは埼玉県ですが、人口は735万人ぐらい。これまでの累積陽性者数は3806人と書かれていますので、0.05%が陽性になったと言えます。

 また今日現在の県内の患者数を見ると573名と書かれていて、なおかつその中で重症者は13名となっているようなので、患者の中で重症化するのは2.2%。

 13名を735万人で割り算すると0.0000018という数字になりますので、0.00018%。つまり5000〜6000人に一人の割合で重症化するということになりそう。

 これらの数値は日々変動し、重症化する患者数も増加中とマスコミは伝えていますが、よく聞いていると「増加中」という言葉を使っているだけで、具体的にどのくらい増えているのかという数値データはあまり示されません。

 つまりテレビの昼過ぎのワイドショーを見ると、今日も昨日に比べて○○名増加し、累計感染者が増えています。それに伴って重症化する方も増えています、と深刻な顔をしてコメントをする人が多い。

 さらに有名人の名前を挙げて、誰それさんが陽性を発表と伝えたりもしていますが、感染当初の志村けんさんの報道のように、陽性になって、重病化し現在闘病生活中という話はほとんど聞こえてきません。

 というような現状の数値を冷静に見ていくと、「コロナはただの風邪と大差ない」と主張する人が出てくるのは当たり前のような気もします。
 
 私はまだ「風邪と大差ない」と断言できるほどの考えではありませんが、最近は感染確率や重症化率そのものも意外に低いのではないかと思えるようになってきました。

 また他の病気や交通事故、自然災害等で亡くなる人もいるわけで、そういった他の要因による人数と比較することも大事なのではという気がしてきました。
 
 国立がん研究センターのページには2019年のがん罹患数予測というページがあって、全部のがんをひっくるめた合計の予測値は1017200人という、とんでもなく大きな数字になっています。
 
 さらにこれらのガンで亡くなられる方の人数の予測値も掲載されていて、これが約38万人。このページには書いてありませんが、当然ながら高齢者の死亡者数も多いのだと思われます。

 また2019年の交通事故発生件数は38万件ぐらい。負傷者は47万人近く。亡くなられた方は3215人。他にもインフルエンザ患者数やインフルエンザによる重症者数、死亡者数と比較していくと、本当にこれほどまで新型コロナで大騒ぎする必要があるのか?と疑問に思えてきます。
 
 確かに新型コロナだけに注目すれば、毎日多数の感染者が検出され、重症化する人も増え、治っても後遺症で苦しむ人はいるみたいですから、感染はしたくないなと私も思っています。

 そのためにマスクをつけ、手洗いうがいを行い、3密を避ける等出来ることをやっていれば、例えウイルスをほんの少量吸い込んでも、日ごろから体力を保っていれば、自分自身の免疫が何とかしてくれるのではと思うようになりつつあります。



正しく怖れる


新型コロナ(2)


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