終息の定義

2020.9.7

 今日午前中に発表されていた日本の新型コロナ累計感染者数(陽性者数?)は72034名で、昨日より451名の増加。昨日の記事で今日は400名台になるのではと勝手に予想しましたが、とりあえずそれが当たった感じ。

 となると明日は1週間の中で最も数字が小さくなる傾向があるので、リンク先ページの新規感染者数のグラフから判断して、昨日予想したように350名程度になるのではと期待しています。

 もしその予想が当たるような、2次感染拡大と思われたグラフも山を越し、今後も順調に減り続けるのかも。しかし数字が小さくなればなるほど富士山の裾野のように、減少率は低くなり、今後もだらだらと減少が続くということになりそう。

 その内、秋となり初冬となれば、今度はいつものインフルエンザの流行時期を迎えます。それを見越して、予防接種は積極的に受けましょう的なキャンペーンが始まっているみたい。

 インフルエンザも新型コロナも初期症状は似ているみたいで、違っているのは嗅覚異常の有無だけ?しかし新型コロナだと、その後放っておくと、突然症状が悪化したり肺炎になったりすることが稀にあるということで、またもやテレビ局がこぞって危険性を吹聴し始める可能性もありそうです。
 
 この辺り、最初に感染した中国の現状はどうなっているのかということも気になります。
 
 中国の新規感染者数の1/19からの変化は以下の通り。途中ちょっと拡大した時期はあったものの、日本のグラフと比べると、一貫して抑え込みに成功しているように見えます。

中国の新規感染者数の推移

 このグラフを見て感じたこと。中国は封じ込めに成功して、コロナ騒ぎは終息したと判断しているのかということです。日本のグラフに比べると、2次感染拡大の山はかなり小さくて、ここ数日の新規感染者数は20〜30名ぐらい。
 
 ではその状態は終息したと言えるのか?そう思いつつ日本を見ると、いったい日本で終息宣言が出るのは、グラフがどんな形になればいいのか?

 または検査をしても陽性者が見つからなくなったとき?なんてことを考えると、終息宣言は永遠に出そうもないなという気もします。
 
 もちろん陽性者が連日0名になるのが理想ですが、国内新規感染者0名が100日ぐらい続いたタイでも、数日前に新規感染者が見つかったみたい。

 またタイから日本に帰国した人の中にも陽性者がいたみたいですから、表面上は無症状であってもウイルスを所有している人はタイ国内にもかなりいるのではと思っています。

 だとすると日本でも検査をするたびに無症状の陽性者が何人か見つかっていますから、それこそ風邪と同じで陽性者が0名になることはありえないような気もします。

 ユーチューブの動画では、日本はもう終息宣言を出す時期だと提案している人もいるようですが、政府はこの辺りの定義をどう考えているのか?気になっています。



2次感染拡大は終息?


新型コロナ(2)


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