少ないほど良さそうですが・・・

1日の砂糖摂取基準が半減の25gに、達成は不可能?(2014.3.9)

 砂糖は体に良くなさそうだなあと思っていたら、先日ヤフーのニュースに砂糖の記事が出ていました。もともとは読売新聞の記事のようです。

 見出しは「砂糖は1日25gまで・・・炭酸飲料1缶でアウト」というものです。

 内容を読むと、WHO(世界保健機関)が砂糖の摂取量について、これまでの上限目標を半分にする新指針を発表したということで、これが25gに相当するようです。

 しかし実生活の中で実際にそんなに砂糖を摂取しているかなと率直な疑問も感じました。昨日の記事で私のアトピーはコーヒーに入れる砂糖が疑わしいと書きましたが、小さなスプーンに一杯ですから、せいぜい5g前後ではないかと思われます。

 アトピー体質なので過敏に反応しているのかもしれませんが、それにしても25gという数字はかなり大きいように思います。ましてやこれまでの数字が50gだったというのにはびっくりです。

 ところが記事の最後の方を読むと、先ず炭酸飲料1缶には砂糖が40g含まれていると書かれています。1缶というのは350mLの事かなと思うのですが、コカコーラを調べてみると確かにそのぐらいの数字になるようです。

 確かにコーラの類には昔から糖類が豊富に入っていると言われています。私はハワイに旅行に行ったとき、暑さに負けてスプライトを飲んだりしますが、日本にいるときは全然・・・とここまで書いてハタと気がつきました。

 もしかしてビールの中の砂糖は?実は日常生活では砂糖なんてほとんど使っていないと書こうと思っていたのですが、先ほどの記事の最後の方では、現在の日本人一人あたりの砂糖消費量は1日45g程度と書かれていて、どうしてそんな数字になるんだろうと不思議に思っていました。

 というわけでキリンビールに数値があったので見てみました。するとだいたい100mLあたり3g前後。350mL缶で10g。ちょっとびっくり。500mLなら15g。すでに新しい指針の半分を超過。

 一方ビール同様に好きな焼酎「いいちこ」を見てみると、こちらは基本的に0g。年齢と共にビールより焼酎の方が体に合うなと思っていたのですが、もしかしたらこういった糖類の含有量も影響しているのかなと改めて思いました。

 さらに調べてみると、いつも食べているご飯にも糖類は含まれています。砂糖とは違うのかなという気もしますが、もしこれも含めたら、ご飯一杯やパン2〜3枚で上記の25gという基準をオーバーします。

 そうなるとおよそ達成不可能な数値のようにも思えてしまいます。もう少し砂糖の定義をきちんと決めてくれないと、糖質という言葉に敏感に反応してしまい、何も食べられなくなりそうです。 



猛暑でアトピー悪化


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