旬の野菜はおいしくて
栄養価も高い(はず)

旬のキャベツは体に良い上に美味しいです(2013.4.4)

 2日ほど雨が降り、この間除草しきれなかった家庭菜園の草が、雨水で一気に勢いをつけてきています。今日は除草かなと思っていたのですが、ちょっと友人に教えられて、埼玉県の小川町にあるカタクリの自然群生地まで見学に行ってきました。

 時期的にはすでに終わりのようで、枯れかけた花が多かったのですが、川沿いの斜面に沿った群生地は、想像よりもかなり広く、こんなところがあったんだと再認識。1時間ほど周辺を散策して帰って来ましたが、良い運動になりました。

 というわけで今日やろうと思っていた除草作業は明日になりそうです。一方そういった草の間から、昨年の終わりに植えておいたキャベツの苗がどんどん大きくなり、緑の葉っぱを思いっきり拡げています。

 春キャベツは柔らかいと言いますが、確かに秋にできたキャベツに較べると段違いですね。葉の芯の、本来は硬い部分もそのままかぶりつけるような柔らかさです。

 一方冬場の間にお世話になったネギは、花を咲かせるようにつぼみがどんどん出てきてしまいました。こうなると、ネギ本体は硬くなってしまいますので、これからしばらくネギはお預けです。

 というわけで、何を言いたいのかというと、「旬の野菜はおいしくて栄養価が高い」ということを言いたいわけです。春キャベツについて調べてみると、こんな風に書かれています。

 先ず基本的には春キャベツは生食が良い、ということです。柔らかいので生食が向いているとも言えますが、それ以外に水に溶けやすい成分が多く含まれているという理由もあります。

 成分ですが「ビタミンC」「ビタミンU」(あまり聞き慣れないビタミンですが、粘膜の新陳代謝を活発にするそうです。別名キャベジン。こちらの方が分かりやすいです)「ミネラル」といった物質の他にも免疫力を高めるような物質も含まれているとのことです。

 ただし生食するために、細かく切って水洗いをしてしまうと水溶性のビタミンはその水に溶けて流れてしまうので、できれば余り切らずにそのまま食べるのが一番良いようです。ただスーパー等のやさいでは、農薬等の心配が若干あります。

 我が家の家庭菜園の場合は、農薬は一切使っていませんので、外葉は色々な虫に食い散らかされたりしていますが、それらを除けばきれいなもんです。これが夏になるとモンシロチョウの幼虫が食い荒らしますので、管理が大変です。

 というわけで、我が家では自分の畑や近くの畑で作っている野菜の種類を見て、スーパーで買い物をするようにしています。旬でない時期の野菜というのは、当然ハウスを使ったりして、要するに人工的に環境を変えて作っている物が多いと思いますので、太陽の光をたっぷりと浴びた野菜ではないように思え、そういった野菜の栄養価は低いんだろうなと思っています。

 実際先日、どうしてもピーマンが食べたくなってスーパーで買ってきましたが、形はピーマンですが、ピーマンらしい臭いはほとんどせず、見かけは大きかったのですが、皮も柔らかく、私が夏に作るピーマンとはずいぶん違うなと言う感想を持ちました。

 農家の方はいろいろと工夫をされて、1年間、すべての時期にすべての作物が手に入る状況になっていて、それはそれで便利だと思いますが、やはり季節にあった食べ物を摂取することが、体調維持にも役立つんだろうなと思っています。


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