好きな臭いを逆手にとって駆除?

ゴキ君の好きな臭いと食べもの(2013.6.4)

 先日の新聞に、ゴキ君が好きな甘い食べ物を、苦いと感じて食べないタイプが出現というニュースが出ていました。要するに駆除剤の味を忌避するタイプの出現と言うことで、どうやら駆除剤に含まれているブドウ糖に苦味を感じるようです。

 甘味を感じて食べてしまえばそのゴキ君は駆除されるわけで、先日も書きましたが、それを食べなかったゴキ君が必然的に生き残ることになり、自然淘汰の原則になっていると思われます。

 その事を頭に置いて、我が家に出没するゴキ君と野菜屑ゴミの関係を考えていたのですが、実験をしたわけではないのでよく分かりません。ただ直感的に感じることですが、味よりも臭いにも敏感なような気がします。

 調べてみると確かにゴキ君が家の中に浸入する場合、もちろん温度や湿度の関係もあるのかもしれませんが、基本的には食べ物の臭いに惹かれて浸入。その後は実際の食べ物を求めて家の中をはい回る、という流れなのかなと思えます。

 ではどんな臭いが好きなのか。ネットで検索したものを羅列すると

@ 食用油(油虫の語源?)
A 糖類
B 一般的にはタマネギ、山椒、ジャガイモ、アニスというセリ科の植物も
C ビール、ジュース
D 腐敗した食べ物、魚

 好きな食べ物は

@ 油
A 砂糖
B ジャガイモ
C パンくず

 しかしどれもこれも台所に日常的にあるものです。  

 と言うことは、これを逆手にとって、自宅の暗がりに潜んでいるゴキ君をおびき出し、一挙に壊滅、という方法が考えられそうですが、集めたあとで壊滅させる方法が思い浮かびません。

 もちろん薬剤使用が良いのだと思いますが、出来れば薬は使いたくないなあと思っています。同様に殺虫剤を台所で振り回すのも食品や食器の関係で嫌だなと思います。

 調べる過程でふと思いついて、ゴキ君は泳げるのかと思って調べてみると、これは両方の意見がありました。ただし昆虫一般に言えることだと思いますが、変温動物なので温度には弱いそうで、熱湯をかけると効果抜群だそうです。

 拷問みたいで可哀想ですが、薬剤駆除もたたきつぶす?方法も似たようなもんだなという気もします。 


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