剥き出しの台上の揚げ物の衛生度
スーパーの陳列惣菜は美味しそうですが(2014.3.4)
朝は冷え込むものの(今日は庭の水たまりに薄い氷がはっていました)、昼は10度前後になり、風が吹かなければウォーキングが気持ち良い季節になってきました。
そのせいか雪で閉ざされ、その後はぬかるんでぐちゃぐちゃになっていた家庭菜園の世話を始める人が増えてきました。私も先日ジャガイモの種芋を買ってきました。
今日は久しぶりに除草作業。畑に行ってみると、いつもの面々が、やはり暖かいせいか畑の手入れを始めていました。
まだ寒いから草なんてほとんど生えていないだろうと安心していたのですが、そこはやはり雑草。あちこちにいつも見かける草がすでに生えていて、1時間半ほどの除草作業で大きなゴミ袋二つが満杯になり作業終了。
冬場にまったく手を入れていないので、この時期は一気にやるしかありません。しかし雑草はもちろんですが、畑に秋から植えっぱなしになっていたネギ、白菜、キャベツ、大根、ブロッコリーも元気です。
先日焼きそばを作ってキャベツを食べましたが、寒かったせいか「甘い」と感じました。市販のキャベツではなかなか感じることが出来ない甘さです。
ただ見かけは悪いです。白菜なんか葉っぱの先端が寒さで凍傷のようになって赤茶けています。また明らかに虫が食べたと思われるアトもあります。
まあ虫が喜んで食べるぐらい美味しいと考えて、適当に切り離して食べていますが、もしかすると昆虫の卵のいくつかは口の中に入っているかもしれないなと思っています。
しかしこれまで自宅で作った野菜を食べて腹具合がおかしくなったという経験はありません。体の中の免疫もそういった外部環境にタイする防衛体制が出来ているのではと思えます。
テレビを見ていると除菌だの殺菌だの、ともかく自然界にいる微生物はなんでもかんでも駆逐して清潔な環境に住もう、というPRが多いように思いますが、本当にそんなんでたくましく生きていけるのかと気になります。
もちろん自然の食品が元で腹を壊したり体調を崩したりする可能性も否定できませんが、それよりも殺菌効果のあるような薬剤を日常的に使って清潔度を保とうという感覚が私にはよく分かりません。
一方、どうも嫌だなと思ってみているのが、スーパーで台の上に剥き出しになって陳列されている各種の天ぷらやフライ等の惣菜。
その前を多数の人が通り過ぎ、場合によってその近くで咳やくしゃみをしている時もあります。当然たとえ1時間でも陳列されていれば、ほこりがかかります。
安くて便利で気軽に変えて良いのですが、出来ればカバーを着ける等、すこし工夫があると良いなあといつも思ってみています。