骨折はほぼ完治

2019.3.3

 2/14に右手首のギブスを外して、はっと気が付いたらすでに半月以上が経過。その後の経過ですが、ギブスを外すとそれまで感じていた手首の重量感がなくなり、右手が勝手に持ち上がるようなふわふわした印象が数日。

 その間手首あたりの違和感もあり、「もしかしたら、医師が言っていたようにちょっとギブスをはずのが早かったのか」という不安も感じました。

 しかし5日目ぐらいから、違和感は徐々に消失。要するにギブスをしていた間、手首周辺の腱や筋肉は使う必要がなかったわけで、骨折で入院するのと同様、その間にこれらの組織の機能が衰えたと言うことのようです。

 ただもともと特に問題なかった腱や筋肉ですから、日常生活で手首を曲げたり伸ばしたりする運動が増えるに連れ、自然にリハビリになって、元の状態に復帰していくのではないかと思われます。
 
 というわけで、ギブスを外した当初の印象がちょっと不安だったので、2年半前のクモ膜下出血以来行っていた朝30分のストレッチは、しばらく抑え気味にやっていました。
 
 しかし1週間蔵経過してからは、どうやら問題なさそうだと言うことが分かってきたので普通のストレッチに戻しています。

 まあ人間の回復力は素晴らしいなと感じますが、同時にどうやって組織は現状復帰になるような治癒の指令がなされるのかが不思議です。

 細胞内に含まれたDNAの情報によって、壊れた組織を元に戻すような指示がなされるのか、単なる有機化学的な生理反応でひびの入った部分が修復され、同時に一時期活動が停止していた筋肉等の組織が復活するのか。

 いったい誰がもしくはどういった機能がこういった作業を指示しているのか、実に不思議だなと感じます。またそういった指示を、ある程度人為的な精神集中で促せるなら、念ずれば通じるみたいな治癒反応もありそう。

 つまり、骨折した部分に関して、暇があったら常に頭の中で「治れ、治れ」と念じることによって治癒期間を短くできるのではという気もするということです。

 その意味では、瞑想によって体のコンディションを整えると言うことも現実味を帯びます。実際瞑想することによって体調が整うと感じている人は多いはずで、私もここのところ夜寝る直前に、本当に5分ぐらいですが、深呼吸を繰り返し瞑想の真似事をしています。

 その際念じていたのは、手首の骨折部分がくっつくイメージと、もう一つが先日行った脳のMRI検査で指摘された頸動脈の一部に出来た狭窄の解消。

 6月にこの部分の超音波による再検査を予定しているのですが、それまで瞑想を続けて、出来れば狭窄が減少しているといいなと思っています。ちなみに医師から勧められた血中コレステロールを減らす薬も服用するようになりました。

 というわけで、右手首骨折に関する体験談はこれにて終了です。





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