最初は高血圧症状から動悸へ

 2011年は年明けから何やら血圧が高く、そのうち動悸も激しくなり、あれやこれやと悩み、対策を試みましたが、その結果は思わしくなく、そんな矢先に東日本大震災が起きてしまい、血圧対策どころではなくなってしまいました。

 しかしながら、相変わらず血圧は高めで、それに付随すると思われる?動悸を日常的に感じるようになり、思い余って、いつものかかりつけの医者に行かず、我が家の近所にある医者で心電図をとり、血液検査を受けました。

 理由は、こちらの方が家に圧倒的に近いからです。なんと家から歩いて50m。働いている人にも顔見知りが多いのが特徴です。

 また、今までの医師は、思うにかなり頭の良い医師みたいで、なんでもよく分かっている印象がありました。もしかするとエリート街道を進んできて、自身の健康にも自信を持っているのではないかと推測しています。(だったら何で町医者なんかやってるの?という疑問はありますが)

 ともあれ何を言いたいかというと、苦労した経験がないぶん、患者の不安が理解できないのではないかという印象を持っています。特に私はともかく、私の母親のように不安が先に立つような患者に対する気遣いやいたわりの言葉がほとんどないのが残念です。

 というわけで、医師には治療だけでなく、患者の話を聞くというカウンセリングの雰囲気も必要だなと感じ、近くの医院に変えてみたわけです。

 新しい医者ということで若干緊張しながらこれまでの経緯を告げて、心電図をとってもらいたいというと、それなら血液検査もしましょうということになりました。心電図の結果はその場で見てもらって異常なし。とりあえず今までと同じ薬「ディオバン」を出しておきましようということで診断は終了。

 で今日は血液検査の結果を聞きに医者へ。血液の方は、調べた範囲の数値はすべて正常値。いつもどこかが引っ掛かるのに今回は全く何も無し。「やったあ!」と素直に喜んでいたのですが、同時に測った血圧が145/100と妙に高く、「結局薬を追加しましょう」ということになり、今日から「ディオバン」と追加された「アムロジン」を飲むことになりました。

 ディオバンという薬はこの医者に言わせると「キレが悪い」そうです。ちょっと意味不明なのですが、効果がはっきり表れないということでしょうか。アムロジピンの方は、カルシウム拮抗剤で、効果が良く出るみたいなニュアンスでした。

 翌日から、新しい薬「アムロジン」を追加で飲み始めました。血液検査結果に異常が出なかったのでちょっと気をよくして、夜は息子と近所の中華料理屋さんへ。

 息子が生まれてからず〜っと懇意にしているお店で、息子が「唐揚げ定食」が大好きなことを知っていて、メニューになくても、ちゃんと「唐揚げ出来ますからね」と教えてくれます。

 私はビールをちょっと多めにのみ、春巻きとアサリの炒め物、さらに最後に五目焼きそばという豪華?なメニューで臨み、当然ながら大満腹。満足して寝たのですが、夜半からの急激な冷え込みと、ちょっとだけ飲み過ぎたせいか、深夜の2時頃、酔い覚め時に強い動悸を感じました。

 なんだか嫌な夢を見て目が覚めると、心臓がゴツンゴツンと高鳴っています。寝ようとしても心臓の動悸で体が揺さぶられるような感覚になり、これはちょっとまずいかなと思い、寒い中起きだし、先ずはトイレへ。続いて酔い覚め特効薬?の水を飲み、ストーブをつけて静かに深呼吸。

 血圧計を取りだし測ってみると、案の定165/95ぐらいあります。これはいかん。酔い覚めで倒れるパターンもあると聞いているので、静かに深呼吸。だいたい新しい薬を飲み始めた日に血圧が下がるのではなく上がるのでは、たまったもんじゃありません。

 しばらく静かにしていると、少し動悸が収まっていたようなので再び血圧測定。すると145/95と上が下がってきました。それを確認して再びベッドへ。それでも朝までに数回動悸を感じて起きることがあり、ちょっと寝不足気味です。

 原因は、朝起きて感じましたが、寒さと飲み過ぎ?(とってもビール中ジョッキ2杯と焼酎1杯なんですが)による酔い覚め時の血圧上昇が重なったのかなと思っています。今は140/90ぐらいです。やっぱりちょっと高めです。

 ネットで調べてみると、酔い覚め時には血圧上昇と書かれていますので、飲み過ぎた場合は(飲み過ぎてはいけないのですが)あらかじめ水を飲んでから寝た方が良いですね。そうでないと夜中に人知れず脳卒中とかになりそうです。



アムロジン


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