12月から4月が危険?

年間で亡くなる方が増える時期はいつ?(2014.4.28)

 土日はひたすら家庭菜園で苗を植えていました。最近は農協あたりで、時期が来ると一斉にしっかりと育った苗を売ってくれるので助かりますが、これが以外に高い。逆に言うと農家の方の副収入になっているのでとも思えます。

 しかしこれだけ立派な苗ですから、土地さえあれば、あとは適当に草を刈るだけでも、結構様々な野菜が出来ます。ということは逆にこの地域の農家の方の生産物が売れないということにもつながりそうで、痛し痒しの雰囲気もあるのかもしれません。

 というわけで、定番野菜の、キューリ、ピーマン、枝豆、トマトを植えました。植えるだけなら1時間もあれば出来てしまうのですが、その後風除けのビニールを張ったり、キューリのために支持棒を組み合わせたりとやることがいろいろあります。

 さらに今週はまとまった雨が降るようなので、その前にある程度の除草もしておかなければならず、かなりの運動量です。

 しかし畑で数時間過ごしていると、夜のビールはうまいし、睡眠も深くなり熟睡。やはり体を動かすことは大事だなと思います。

 それはそれとして、先日母親の通院に付き合って、往復車で送迎しましたが、車内で私が「春先は体調不良が誰でもあるから気にしないほうが良いよ」と言うと、「この春は天候不順だったせいか、近所で亡くなる人がいっぱいいたようだ」と言います。

 まあ母親にとっては数名でも「いっぱい」という表現になりますから、多少差っぴいて話を聞かないといけないと思っていますが、確かに春先の体調不良で、場合によっては亡くなると言う方もいるようです。

 そこでちょっと気になったので「高齢者の月別死亡者数」という統計が無いか調べてみると、ちゃんとネットに出ています。

 ただ厚労省のページは分かりにくいです。それらを解説したページの一つに鹿児島大学のページがありました。ここにひじょうに分かりやすいグラフが出ているのですが、これを見ると一目瞭然。

 死亡者数が多いのは12月から4月ぐらいまでです。5月から11月までは、最も多い1〜2月の8割ぐらいに減っています。

 さらに一番少ないのは9月で、最も多い1月の7割ぐらいです。ということは統計的に見れば4月を過ぎると体調は徐々に安定し6月から10月まではひじょうに安定するじきだと言うことです。

 これは私自身の血圧や体調不良を感じる時期と完璧に一致します。逆に言えば、11月から4月までは、高齢者が特に注意を要する時期だということになります。

 ということは我が家の母親も、このゴールデンウイークが終わる頃から落ち着いてくるのかなと期待しています。



自律神経失調症の目次へ


表紙に戻る