ブタクサ、カモガヤで鼻水や喘息症状

秋の花粉症の原因と対策(2012.10.16)

 どうやら本格的な秋の花粉シーズンになってきたようです。私の職場である学校の生徒で、どうやら花粉に強く反応する生徒がいるみたいで、マスクはしているものの鼻水と頭痛に悩まされ、とても授業を受けるどころではないと言っていました。

 この秋の花粉の時期ですが、私が目安にしているのは、黄色い花をつけた「セイタカアワダチソウ」です。これがあちこちの原っぱで黄色い花をつけ始めると、なんとなく喉に違和感を覚えるようになり、咳払いや咳が出るようになります。

 たまたま体調が悪くて風邪っぽくなると、今度は鼻水や場合によっては喘息症状もあらわれます。これはもう毎年のことで、早くあの花が無くなってくれないかなと祈っています。

 ただし、この症状は、このセイタカカワダチソウの花粉が原因だと思っているわけではありません。私はウォーキングをしていますので、この花のそばを通ることもあるのですが、そばを通った途端に喉がおかしくなる、ということはありません。

 つまりこのセイタカカワダチソウと同じ頃に繁茂している他の植物の花粉ではないかと疑っています。そう思って車のフロントガラスを見ると、春のスギ花粉と同じように、この時期は細かいホコリのようなものがついていますので、これが正体かなと思っています。

 さらにネットで10月ぐらいから感じる花粉は何かと言うことを調べると「ブタクサ」や「カモガヤ」という植物の名前がすぐ出てきます。

 両方とも喘息のアレルゲンになっていると思われますので、この時期は症状があまりにひどいようならマスクをつけてウォーキングをしなくてはいけないのかもしれません。

 また今日は天気がよいので布団を干しましたが、片付ける際に少し布団をパタパタやらないと、花粉がくっついている可能性があります。

 しかししばらくぶりにパタパタやるとものすごい埃が出ます。たぶんダニの死骸等も入っているのかなと思いますが、あの中にくるまって寝ていたのかと思うと、さすがにちょっと不安になります。

 特にこの時期はダニも繁殖しやすいみたいなので、ダニと花粉のダブルパンチで寝ているときに喘息症状を起こすこともありました。

 今は、「怪しいな」と感じたら市販の使い捨てマスクをして寝ています。最初の頃は口に蓋をされたみたいで息苦しく感じていましたが、今は慣れました。風邪の防止にも良さそうです。

 ただ疲れ切って熟睡したりすると、夜中によだれがマスクに垂れてきて、その冷たさで起きるということもあります。いい年をしてよだれなんてと思いますが、寝ているのですから止めようがありません。

 ちなみに冬場はマスクをしているのと、口呼吸をしても喉が乾燥しないので、風邪もひきにくくなるようです。



春の花粉症シーズン


花粉症


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