体にとって不都合だからアレルギー?

アレルギー体質の利点と不便さ(2015.2.25)

 テレビでは花粉症のニュースが頻繁に流れるようになり、天気予報でも花粉の飛散について予報が出るようになりました。

 街を歩けば、インフルエンザはほぼ収束したと思われるのにマスク姿が目立ち、かかりつけの診療所に行けば、アレルギー軽減のための注射をしてもらう人で待合室は大混雑。

 しかし私は世間で騒がれているほど、ここ数日は花粉を感じていません。むしろ1月位に喉の違和感や息苦しさを感じていましたので、なんかずれているなと思います。

 その意味では、もしかすると私が花粉症だと思っているものは、スギ花粉ではなく、PM2.5や光化学スモッグ、さらには黄砂や食物アレルギーといったものかもしれません。

 ともかく自分自身は意識していないのに、体自体が敏感なセンサーと化して、様々なアレルゲンに反応するようで、特にその感度も一般の花粉症といわれている人よりもレベルが高いように思います。

 しかしだからと言って症状がその分激烈かというとそうでもなく、ともかく様々なものに年がら年中微妙に反応しているような気がします。

 一方、一ヶ月以上前の新聞かテレビの報道で、PM2.5は中国からの飛来だけでなく、日本の各地で自然発生的に生まれているという記事がありました。

 その後あまり話題になっていないのですが、以前から九州地方に中国からPM2.5が飛来するということは地図等でも示され分かっていましたが、なぜか関東地方でも、中国とは関係なくPM2.5の濃度が高くなるときがあって、不思議だなと思っていました。

 で上記の新聞またはテレビの報道ですが、ガソリンスタンドで給油中に、給油口近辺からこのPM2.5が発生しているという内容でした。

 これにはびっくり。以後スタンドで給油するときには、風上に立って、給油口から離れた位置で給油するように試みていますが、こんなところに発生源があるなんて、これまで環境庁は一言も言わず、ただ中国からの・・・・という内容が多かったような気がします。

 というわけで、日常生活のちょっとした部分から思わぬものが発生することがあり、それが私自身の体と過剰反応して体調不良になることがある、ということです。

 面倒な体だと嘆くべきか、そういった体にとって不都合なものに敏感に反応することを喜ぶべきか、悩ましいところです。



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