古くなった機械を長く使うために

車も人間も定期点検が大事(2013.2.9)


 今日の午前中は長く乗っている車のタイヤ交換に行ってきました。7年ぐらい前に、すでに5万km走っていた中古車を購入。その後一度タイヤ交換をして、今回2回目です。走行距離数は12万kmを越えていて、普通ならとっくに買い換えですが、エンジン等に不具合はなく、車内もそこそこ広いので気に行っています。

 しかし、今日タイヤ交換をしてもラったら、前輪のブレーキパッドもすり減っている事が分かり、これも交換となり、結局結構大きな出費となりました。それでも新しく車を買うよりは安く済んでいます。

 こうなる前に買い換えも検討し、いくつか中古車屋さんを回ってみたりもしたのですが、最近の車は燃費を良くするため後部座席が狭くなる傾向が強く、高齢の母親の送迎を考えてもやはりもう少し乗った方がいいだろうと判断しました。

 なんだか健康とは関係ない話だなと思われるかもしれませんが、自分の車の状況をいろいろ見ていて、こういった機械にも当然ながら人間同様寿命があるんだろうなと感じました。

 ネットで調べてみると、日本の車は優秀なようで、丁寧に扱ってあげれば15万とか20万kmぐらい走るみたいです。問題は丁寧に扱ってあげれば、という部分ですね。

 人間の体も同様だと思いますがエンジン(心臓)が壊れたらお終いです。またガソリン(栄養)を燃やすために、空気(酸素)が必要です。

 アクセルやブレーキといった調整系統は、大脳や自律神経に相当しますし、今日交換したタイヤは足に相当します。車の場合は交換がききますから助かりますが、人間の場合は、現在の科学力ではまだ足の交換は出来ません。(ずいぶん優秀な義足は出来ていると思いますが、自分の足ではないということです)

 いずれにしても、良質のガソリン(栄養)、良質の空気(酸素)を適度に混ぜて燃焼させ、その熱の力で駆動力を得るのが車ですが、人間の場合はミトコンドリアがそれを行い、そのエネルギーで活動していることになります。

 そして車の場合も2年ごとの整備が必要ですが、人間の場合も健康診断や人間ドックを行うことによって、今日私が気がついた車のブレキーパッド交換と同じように、早めに不具合を見つけて対処するということが大事なのかなと思います。

 また日頃から毎日のように動かしている車は調子がよいともいいます。これは日頃からきちんと運動することに通じるかなとも思えます。

 人間は車と違ってタンパク質で出来ていますが、基本的にはタンパク質で出来た機械だとも思えます。その意味では日頃からのメンテナンスが重要なのかなと思えますが、車同様、高齢になるとあちこちに不具合が生じてきます。

 60代はまだしも、70代以降は、それらの不具合をモグラ叩きのように修復しながら生きていくというようなイメージかなと思えます。その意味では、無理はさせないけれど適度な動きは必要ということになり、ここでもウォーキング等が重要性を認識させられます。

 何でもかんでも長寿なら良い、とまでは言いきれないかも知れませんが、様々な体の部分がすべて同じ時期に駄目になるのが理想のような気もします。


春先の自律神経の不調


健康な生活を送るために


表紙に戻る