長寿の秘訣で共通しているのは
腹八分目と、もう一つが
家族の絆だそうです。家族が連帯感を持って互いに助けあうことが大事だと言うことです。
中でも
年寄り大事にすることが重視されるそうで、互いを認め合うことにより自分が支えられているという意識が強まり、逆にその意識によって生きがいを見いだせるみたいです。
要するに自分の存在を他者が認識してくれ、頼りにされたり頼りにしたりすることによって
精神的な充足感を得られ、それが長寿につながると言うことです。
確かに自分自身が社会に必要がないと思ってしまったら
生きがいはなくなります。自分にはまだまだやることがある、と言うような目的式を持っていると精神的にも強くなれる気がします。
また自分や他人、それを取り巻く社会を尊重する精神は、
自然環境の尊重にも向かいます。自然を敬い自然の中で生活しているという意識が高まれば、ストレスも自然に減るような気もします。
この第1章のまとめとして筆者が勧めているのは
「腹八分」「協力的な社会」「目的意識」「運動」「ストレスの回避」だそうです。
私自身を振り返ると、腹八分は達成できていないような気がします。社会への協力はそこそこで、目的意識もあります。運動もなんとか続いていますし、ストレスもほとんどありませんので、食事さえ気をつければかなり理想に近い生活になっていると思われます。
第2章は「
ビール酵母」について。これには様々な栄養素(ビタミンやミネラル類)が含まれているので体に良いという提案ですが、どうしてよいのか、本を読んだだけではよく分かりませんでした。具体的なデータも不足しているように思います。
そこで「ビール酵母」をヤフーで検索してみると、
健康食品としていろいろな製品が出ていることは確認できました。私自身小さい頃「
エビオス錠」というのを飲んで(食べて?)いました。血行香ばしい臭いと味だったような記憶があります。
効能を見ると、
ビタミンやアミノ酸が含まれているので、栄養素の補給、滋養強壮等がうたわれています。ただ小さい頃の記憶を探って、果たして効果があったのかなと振り返ってみると、よく分かりません。お菓子代わりに美味しく食べたような記憶はあります。
というわけでもう少ししっかりとした理論的データはないのかなと思い調べて見ると、「
アサヒビール」がマウスを使って動物実験をしていました。それによれば、ビール酵母には肥満の予防効果があることが確認されたようです。また糖代謝にも良い影響を与えるみたいです。