70数歳まではアクティブに生きる

平均寿命、平均余命、健康寿命(2013.3.2)

 今日の埼玉県は大変な強風で、風上に向かって歩くのが大変でした。それでも風速にすればたいしたことはないのかもしれません。

 ただ強風のせいで、花粉は大暴れ。私は今日が息子の卒業式だったのでマスクをして出かけましたが、途中10分ほど歩く必要があり、ようやく到着した会場では、目は痒くなるは、鼻水は出るわで大変でした。

 普段はちょこっと鼻水が出る程度なのに、今回の症状はかなりきついです。やはり今年は花粉が多い、というのは本当なんだなと実感しています。道行く人もマスクをしている人が多いです。

 車に乗っていてもなんとなく鼻がムズムズしたり、突然くしゃみの連発が始まったりするるので、運転も危ないですね。乗り降りするときに車内に花粉を持ち込んでいるのかなと推測しています。

 さて、昨日の記事の最後の方に、平均寿命についてちょっと記述しましたが、男性の場合全国平均で79.44歳、女性は85.9歳だそうです。

 私の年齢は60歳になったところですから、平均的に見て後20年あります。ただし平均寿命というのは、生まれたばかりの赤ちゃんがその後何年生きるかということを表していますので、それをそのまま60歳の私の寿命にあてはめることは出来ません。

 そうゆう場合に使える統計は「平均余命」となります。この値が、これは平成21年度のものですが、60歳の男性は22.87年ですから、だいたい83歳ぐらい。つまり60歳まで生きながらえたんだから、これは新生児の平均寿命よりもう少し長く生きられそうだと言うことになるのだと思います。

 つまり後23年、第二の人生を楽しめるというわけです。しかしながら昨日もちょこっと触れましたが、男性の健康寿命(自立して生活できる年齢)は72.3歳だそうですから、第二の人生を満喫できるのは後12〜13年で、残りの10年は、自分の体力と折り合いをつけながら生きていくと言うことになりそうです。

 であるならば、自分の意志で自分の体を使って行動できるこれからの10数年は、仕事という束縛も離れていますので、これまで蓄えてきた経験を、余った時間と労力を使って、存分に生かせる時期であるとも考えられます。

 そしてさらにこの10数年間の充実度が、その後に続く10年間の生活に精神的な充足感をもたらすのではないかと思えます。

 昨日もテレビでは、何でも引き受けます、と言う便利屋さんのようなことをやっているシニアの方が紹介されていましたが、これは人の役にも立つし、コミュニケーションもとれ、さらに仕事そのものへの充実感もあるだろうなと思えました。

 その意味では、70数歳までは少しでもアクティブに生きるという姿勢を貫きたいなと思っています。そのためにも健康維持ですね。


青森県の平均寿命が短い理由


健康寿命を伸ばす


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