健康寿命を伸ばすために

咀嚼力と歯周病の関係(2013.5.5)

 規則正しい生活、適度な運動、充分な睡眠時間、目標を持った生活、悪い意味でのストレスのない生活が実現できるだけで、健康な生活を維持できそうな気がしますが、さらにそれをもう1歩すすめると、やはり食べ物の影響も大きいかなと思います。

 世に言うバランスの良い食事、3食をきちんと食べる、適度な食事量、暴飲暴食は避ける等が重要かなと思っていますが、最近は腸内バランスが大事ということもよく聞きます。

 なるほどなあと思っているのですが、腸内バランスを整えるためには、その前段階である胃の働きや、更に食べ物の入り口である口や食道のはたらきも大事なんだろうなと考えていたところ、そういえば人間の「咀嚼力」はいつ頃から衰えるんだろうかと気になり始めました。

 そう思って調べてみると、健康寿命を伸ばすためには咀嚼力の低下を防ぐことが重要であると指摘しているページがありました。

 しかし具体的に咀嚼力というのが何歳ぐらいから衰えて、その影響はどのように現れるのかと言うことは調べたことがありません。そこで先ずこの辺りから調べてみることにしました。

 すると先ず咀嚼力の低下の原因の第一番目は「歯を失うこと」だそうです。さらに歯を失う原因は「むし歯」と「歯周病」だそうで、これらはどちらも細菌の感染が原因だそうです。「う〜ん、歯の表面や歯茎に細菌がいっぱいくっついているのか。余り良い気持ちはしないな」と思えますが、それが咀嚼力低下の主因なら、もう少し真剣に考えないといけないなと思うようになりました。

 そこでこの二つを予防するためにはということになるわけですが、むし歯は比較的気がつきやすいのですが、歯周病はあまり気がつかないので、こちらから調べてみました。

 先ず症状ですが、典型的なチェック項目は、

@ 歯磨きなどで歯茎からの出血すること

A 口臭

B 口の中が粘つく

C 歯茎が腫れている、または色が赤っぽい

D 固い物を噛むと痛い、歯がグラグラする

E 歯茎が下がって、歯が長く見える

F 歯の隙間が増えた

等だそうです。私にはまだそれほど該当しないので安心していますが、小さい頃むし歯が多く、入れ歯やブリッジがあるので気をつけないといけないなと感じています。

 ただ歯周病による口臭はかなりきつい臭いだと書かれていますが、軽い症状の場合はどうやって確認すればいいのか?調べてみると確認する方法を解説しているページもありました。

@ コップに息を吹き込んで、一呼吸してから臭いを嗅ぐ

A マスクをした状態で、息を大きく吐き、その息を鼻で吸う

といった方法があるみたいです。



歯周病予防は歯石取りから


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