長寿になる原因

2015年の平均寿命を発表(2016.7.27)

 2015年の日本人の平均寿命が厚労省から発表されました。女性が87.05歳で男性が80.79歳で、過去最高を更新だそうです。

 ただしこれは平均寿命ですから、2015年に生まれたゼロ歳児の平均寿命という事になります。寿命が延びた原因は病気の治療状況の改善の他に健康志向の広がりも寄与しているそうです。

 ちなみに女性の平均寿命は香港が1位になったそうで、日本は2位。男性は4位とのことのですが、なぜ香港がそんなに長寿なのか?

 ネットを調べてみるといろいろな理由が書かれていて面白いです。順不同でまとめてみると

・ 漢方薬が日常生活に溶け込んでいる

・ 健康への意識が高い

・ 狭い地域でコンパクトな生活ができる

・ 喫煙率が低い(11%だそうです)

・ 老人を敬う、若しくは家族で介護する環境

・ 食材

なんてことが書かれていましたが、個人的には物理的要因としての喫煙率に注目したいなと思いたいです。

 ちなみに香港の健康寿命はどうなんだろうと調べてみると、2015年のデータがあって、1位がシンガポールで75.765歳、2位が香港で75.333歳、そして日本が74.532歳となっています。つまり香港は日本より高齢で元気な方が多いという事です。

 では現在63歳の私の平均余命はどのくらいなのか?これは平成22年のデータしか見つかりませんでしたが、どうやら20年程度のようです。つまり83歳ぐらいという事になります。

 という事は健康寿命の74.5歳から、約8年ほど、体のあちこちに不具合を抱えながら生き抜いていくという構図になりそうです。

 ちなみに私の母親は、すでに86歳。この年齢の平均余命は6年ぐらいあるみたいです。今のところ認知症等の気配もなく、月々の通院で付き添う以外はほとんど介助を必要としないので助かっています。

 私もできればそういった状態で80歳を迎えたいなと思いつつ、早朝ウォーキングに励んでいます。


健康寿命を伸ばす


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