血圧は落ち着いてきました

腹八分目が効果大(2015.1.10)

 血圧はほぼ正常に戻りました。改めて、体調が良いために食べ過ぎたり、飲みすぎたりするのは、実は少しずつ体に負担がかかっているんだなということがよく分かりました。

 よく基本的な生活習慣が大事だと言われ、私もその通りだと思い、夜は10時半から11時の間に寝て、朝は6時から6時半の間に起きるという習慣は定着しています。

 また適度な運動というのが大事だと思っているので、何回も書いているように折に触れてウォーキング。寒くて外に行くのが辛い場合は室内でラジオ体操やストレッチを行っていました。

 ストレスについては早期退職以後ほとんど感じたことがないので問題外。というわけで、後は良質の食事ということになるのですが、今回はそこに油断がありました。

 腹八分目が大事だと言われているのですが、50代の頃に較べると食べる量が減ったなという感覚もあり、だとしたら「このぐらい食べても、以前よりは減っているから大丈夫だろう」と思っていました。

 しかしよく考えてみると、加齢によって内臓の機能は少しずつ低下し、なおかつフルタイム勤務に較べると現在の非常勤講師という勤務形態は、その労働量もかなり少なくなっているはずです。

 いくらウォーキングをすると言っても、1日の労働時間と同じ8時間も歩いているわけではなく、せいぜいが2時間です。ということはフルタイム時に較べると代謝量も減っているはずで、小食になるのは当たり前です。

 まあ理屈ではそう思っても、目の前においしいものが並び(食欲があるのは良いことだと思っていますが)、「あと少し食べれば満腹になる」という欲求をコントロールするのはなかなか大変です。

 というわけで、体調の良さに甘んじていつの間にか過食、過飲になっていたというのが、今回の血圧上昇の最大要因だったと判断し、食べ過ぎに注意しながら、好きなアルコールもすこしだけ解禁。

 結局もとの生活に戻りそうで不安ですが、こういったことを意識している間は大丈夫だろうと思っています。

 ちなみに1年でもっとも亡くなる方が多いのは1月、2月ですから、やはり寒さは大敵。そしてその時期をいかにうまくコントロールして過ごすかということが、健康寿命を延ばす要因になっているような気もします。

 さらに言えば3月になると徐々に暖かさを増し、体調特に血圧の変動がどんどん減少し、気持ちも軽くなっていきます。不思議な感覚ですが、現役時代とは違った意味で3月が待ち遠しいという気がします。



お茶の効用


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