アセトアミノフェノンと喘息

歯科治療とカロナール(2014.7.17)

 歯痛ですが、ほとんど治まりました。それでも原因になったと思われる歯を強くかみ締めると、若干の痛みを感じますので、根本的な解決には程遠いなという印象を持っています。

 ただ今回の騒動?で、歯の痛さは厳しいなという印象を強く持ち、痛いとものが食べられなくなって、これまたひじょうに不快だということを思い知らされましたので、予防の意味からもブラッシングの重要性を見直し、3食食べるたびに入念にブラッシングをするようになりました。

 なお今朝のNHKニュースを見ていたら、痛くない歯科治療のニュースをやっていました。これまでの歯科治療は、高速のモーターを使って、患部を削る、というのが基本的な治療でした。

 その際の機械から発生する回転音を聞くと、それだけで私は原始的な恐怖を感じてしまいます。私の祖先がこういった振動音で痛めつけられた記憶が今も残っているのではと思っていますが、ともかく不快な音です。

 ところがこういった物理的な作業ではなく、化学的な治療というのがテレビでは紹介されていました。その内容は歯に弱い電気を流すというもので、これによってカルシウムイオンを吸着させるということのようです。

 カルシウムは歯の基本的な成分ですから、それが可能なら、人工的に歯を成長させることもきるはずで、事実虫歯にも効果があるということでした。

 実用化には数年かかるとのことですが、もしこれが歯科治療の本流になれば、革命的な治療の変化になりそうです。

 話し変わって、歯が痛いときに処方される「鎮痛剤」(私の場合はカロナール)は喘息患者によくないという話を聞いて、先日主治医にそのことを聞いてみました。

 返事は、確かによくない場合があるが人によるので、私自身がそれに該当するかどうかは分からない、という曖昧なものでした。ネットの情報ではアセトアミフェノンという成分が喘息を誘発するということが書かれています。

 この名前を見て、「あれ、そういえばいつも処方されるPLという風邪薬にはアセトアミノフェノンも含まれていたのではと思って調べてみると、確かに含まれています。

 風邪のときは時々この薬を服用して、体がだるくなるといった副作用を感じるときもありませが、喘息症状は出ていませんので、私の場合は、カロナールも、その量を意識すれば利用できるのかなと思うようになりました。

 そうでないと、今後高齢になってあちこちに痛みが生じたとき服用する薬がなく、痛みを我慢するしかないという事態も予想されますので、この知識があるとないとでは差が大きいです。



歯科医が勧めたうがい薬


歯の治療


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