布団とぜんそくの関係

 例年この時期は喉に違和感を覚える、と書きました。その第一の原因はブタクサのような花粉を疑っているのですが、実はもう一つ、家の中の衣替えや布団の影響もあるのではないかと気がつきました。

 気がついたのは、先日寒くなってきたので、冬布団として押し入れにしまってあったものを、そのまま使って寝入ったところ、夜半喘息症状で目が覚めたからです。 どうやら、猛暑の夏場に押し入れにしまってあった布団には、ホコリが付き、さらにダニも繁殖していたようです。

 そこで翌日、引っ張り出した布団の使用をやめて、ちょっと寒いのを我慢して手近にある、それまで使っていた寝具で寝たところ、喘息症状は出ませんでした。

 これは決定要因だな、と思い、今度は引っ張り出した布団を口元まで引き寄せず、下半身だけを温めるような形にして、さらに寝るときにマスクをして寝たところ、これもよく寝られました。

 最近は寒いので、マスクをして、この布団を首までかけて寝ていますが、夜中にマスクがはずれなければ、結構良く寝られます。

 以上の人体実験?から、どうやら夏場にしまい込んでいた布団が怪しい、と言うことに気がつき、ネットで調べてみると、やはりしまい込んでいた布団にはダニが繁殖すると書かれています。

 しかもしかも、布団は羽毛布団は避けた方がよい、とまで書かれています。私は以前は木綿の布団を使用していたのですが、結構重いので、最近は羽毛を使うことが増えています。

 しかしこの記述を見て、元の木綿の布団をこんど天気が良くなったら、太陽の下でよく乾燥させ、使おうと思っています。

 その後、羽毛の布団は喘息症状のない息子の元に移動し、私は元の古い綿の布団を取りだし、よく太陽で乾かしてから着ていますが、特に喘息症状は起きていません。

 さらについでに夏場に使っていたタオルケットや薄手の布団も乾かし、ちょっと叩いたりしてみましたが、まあすさまじくホコリが出ます。あんな中でよく寝ていた物だと思いましたが、夏場は不思議と喘息は出ません。

 どうも衣替えや布団の入れ替え時期が、ちょうど季節的に体のホルモンバランスが冬型に移行する時期に重なるようで、それと時期を同じくして喘息が出るような気がします。



10月の原因物質


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