パイプ枕と喘息(2011.11.20)

 以前私の喘息の主原因はダニであると言うことを書きました。これらのダニの住み処ですが、ハウスダストはもちろん、布団等も考えないといけないと思っています。

 そんなわけで晴れた日にはシーツを洗濯し、布団の日干しをするわけですが、意外におろそかになっているなと感じるのが枕です。

 枕は、私はダニのことを考えてパイプ枕を利用していますが、枕カバーの洗濯について、これまであまり神経を使ってきませんでした。

 しかし普通に寝ているのに耳が痒くなったり、首筋が赤くなったりすることがたまにあるので、アトピーや喘息症状とまでは行かないものの、やはりダニの影響があるのかなと感じています。

 そこで枕の材質について調べてみたのですが、喘息持ちの場合、良くないのは羽毛や羊毛、そば殻等だそうです。

 この内そば殻については、頭への感触が良いのですが、私自身通常の旅館等で使われていたとき喘息症状が出たことがあるので、その場合は座布団等を枕代わりにしています。

 なぜそば殻が駄目なのかというのも気になるところですが、要するにそば殻そのものが有機物ですから、長期間の使用によって粉状になり、そこにダニが繁殖するのだと思います

 また最近流行の低反発枕ですが、これはスポンジを押し固めたような形状をしているわけで、素材そのものは植物物等ではないので、ダニの繁殖は抑えられますが、形状が多孔質であるため、そこに汚れがたまればダニが繁殖しやすいように思えます。(これは私の感触です)

 その意味でパイプ枕は、成分がダニの栄養物ではなく通気性も良いのでダニは繁殖しにくいと思われます。ただ長期間使用すれば、頭皮やフケといったものが枕カバーの繊維を通して浸入することも考えられますので、その場合は当然ダニが繁殖するはずです。

 結局、素材によってダニが好む有機物をどのくらい蓄えるかという程度が違うわけで、その割合が低いほどアトピーや喘息患者には寝やすい枕になるということと、もう一点は、やはりこまめに洗濯をする、ということに尽きるようです。



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