喘息用吸入器

喘息症状の主原因はやはり花粉?(2012.10.23)

 昨日は趣味とストレス解消を兼ねて伊豆の伊東方面まで投げ釣りに行ってきたので更新が出来ませんでした。埼玉県民なのに海が好きで、一ヶ月に一回ぐらいは海を見たり、波の音を聞かないとストレスがたまるようです。

 釣果の方はほぼゼロ。月が半月だったので潮の流れが悪い上に、妙に波が高い感じでした。いつも投げている遠浅の砂浜にざっぱんざっぱん波が押し寄せているので、「こりゃ駄目だな」と思いつつ、ビーチでビールを飲んで、持参した本をゆっくり読んだりしていました。

 平日なので、私以外にいた釣り人は数人。この方たちも苦戦しているみたいでした。まあ駄目なときは何をやっても駄目ですから、海辺にいるという雰囲気を満喫してきました。

 それはそれとして、実は朝方自宅を出るとき何となくまだ喉に喘息症状を感じていたので、一応喘息用の吸入器を持参しました。年に数回も使わないので、すでに期限切れの薬ですが、中味はまだかなり残っています。

 どうしても夜寝るときに苦しいなと感じたとき、シュッとやって、半分ぐらい吸い込むようにしています。(全量だと多すぎるような気がしています)

 この喘息用吸入器が出始めたのは、私が小学生の頃だったと思いますので、今から50年ぐらい前ですね。その頃は、季節の変わり目にちょっと激しい運動をするとすぐに喘息が出ましたので、常に吸入器を持ち歩いていました。薬剤の名前は「メジヘラ」だったと思います。

 大変強い薬で、ひと吹きするとたちどころに症状が治まります。ところが風邪等をひいていて喘息との複合症状が出ている場合は、このひと吹きでもなかなか収まらず、30分おきに使用するなんてこともありました。

 副作用ですが、かなり心臓の動悸が激しくなりました。心臓への負担が強いようで、その後こういった吸入器の使いすぎで命を落とす例もあったようで、使用上の注意が強調されたように思います。

 私の場合も、かなり動悸を感じたことを覚えていますが、この動悸を感じることで症状も治まってくるので、これはやむを得ないことなんだろうなと子供心に考えていました。

 しかし命の危険があったことは確かだと思います。その後の注意喚起で、できるだけ使わないようにしましたが、幸いにも現在まで心臓に異常はないようです。

 というわけで、話を戻すと、実は朝方感じていた喘息症状は、釣りを始める頃には解消。自律神経系の活躍にも寄るところがあると思うのですが、夜自宅に帰ってきたら、また軽い症状を感じましたので、これはやはり花粉等も関係しているなと感じました。

 実際、外を出歩いている人を見ると、マスクをしている人も多いので、何らかの症状を感じている人は結構多いのではと感じています。

 昨晩はストレスが解消され、疲れたこともあり熟睡でしたが、一応マスクをして寝ました。今日の朝はほとんど症状を感じませんでした。夜の間に降った雨の影響かなと思っています。



微小粒子状物質


ぜんそくの目次へ


表紙に戻る