就寝時のマスク

マスク装着で喘息悪化を低減(2012.12.21)

 健康についていろいろ自分なりに調べ、自分の体調管理と照らし合わせることによって、ずいぶん健康に関する知識が増えた気がします。

 それが健康に直結しているとは言いませんが、とりあえず子どもの頃から虚弱体質と呼ばれてきたにも拘わらず、ここまで大病もせず、入院もせずに来たことは、ある意味日常的に健康に気をつけてきた成果だと思っています。

 後一ヶ月ぐらいで、自分でも信じられませんが60歳という年齢に達します。私の父は私が学生の時51歳で逝去。心筋梗塞だったので、倒れたと思ったら翌日は他界。

 それまで狭心症を数回経験していましたので、本人も気をつけていたのだと思いますが、アルコールと寒さそして喫煙や甘い物好きが血管に悪影響を及ぼしていました。

 今なら倒れる前に血管のバイパス手術等で助かったかもしれないなと思えますが、当時の技術では無理だったようです。その後突然遺族となった母親と私、そして妹の3人の生活が始まりましたが、大黒柱を失うという影響は本当に大きいなと感じました。

 その意味では私自身は人一倍健康に気をつけて、少しでも長く生きていられればなあと感じています。

 しかしそれはそれとして、私の記憶に残っている父親の最後の年齢は51歳です。所が私の今の年齢は59歳ですから、すでにイメージできる父親像よりも自分の方が年上になっているわけで、なんとなくいつも自己矛盾を感じます。

 自分より年下のあの頃の父親やいったい何を考えていたのだろうか。自分の息子(私)に対してどのような目で見つめていたのか。時々気になりますが、今となっては分かりません。

 ただ今私には息子がいますから、その息子を見つめる目や感情と同じ物をきっと感じていたんだろうなとは思います。

 800回と言うことで少し私的なことを長く書きました。本来書きたかったことはこのニュースです。インフルエンザやマイコプラズマ肺炎、ノロウイルスといろいろな感染症が取りざたされ、私は寝ているときはマスクをするようにしています。

 その方が喉が乾燥しないので風邪をひきにくいと言うことが分かったからですが、もう一つ喘息持ちの私にはメリットがありました。それはマスクをすることによって、枕や布団に住み着いているダニ等を吸い込まなくてすむということです。

 寝てしまえばはずれてしまうこともあるマスクですが、これによって冬場に風邪をひく確率は減ったように思います。一方子どもの喘息への影響を調べた研究があり、その結果、就寝時のマスク装着は子どもの喘息に効果ありという報告が出ていますので、喘息症状を抱える子供さんがいる家庭では実践されると良いかもしれません。

 記事は「マスク装着就寝で、子どものぜんそくの悪化を5割低減可能−ユニチャームなど」という記事です。



旅館で喘息症状


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