空気清浄機よりも敏感な体?

室内の微量化学物質が喘息症状の原因(2015.8.31)

 前ページに書いた喘息症状は結局その後まったく出ていません。昨日と今日は小雨の合間を縫って1時間ほど早足でウォーキングをしてきましたが、喘息の兆候はまったくありません。

 喘息症状を感じた翌日ですが、横浜のホテルに移動しました。ところがこのホテルは窓が開かない部屋で、しかも温泉旅館に比べるとかなり狭い。それだけで息苦しさも感じました。

 いっそのこと横浜はキャンセルして帰宅しようかとも思いましたが、普段ホテルでは喘息症状を感じませんので、「まあ本当にダメだったら、深夜に帰っても良いや」と思い宿泊。

 幸いなことに部屋に空気清浄機があったので、早速スイッチオン。すると結構敏感な空気清浄機でちょっと近くで着替えをしただけで運転音が大きくなり、緑のランプが黄色くなったりします。

 「それだけ効果があるんだろう」と良い方向に解釈して、しばらく静かに部屋でブログを書いたりしていたら、すぐに運転音も収まり緑マークになりました。

 その間ちょっと緊張しながら、「喘息出たらどうしよう?」と思っていましたが、そういった兆候はまったくナシ。ということは、やはり前日の症状は、部屋特有のものだった可能性が高いです。

 実はこういったことに気が付くのにはきっかけがあります。それはなんと今私が住んでいる自宅での話し。この家は建ててすでに20年ぐらい経ちますが、新築当時に引っ越してきたとき、やはり喘息症状を感じたことがあります。

 特に秋口になって部屋を閉め切ったときに症状が出る傾向が強かったので、一時期はわざと私だけ部屋を移し、ちょっと寒い中、あえて網戸にして寝ていたことがありますが、そうすると症状も軽くなりました。

 そういったことがあって、新築の家や壁紙からは微量の化学物質が室内に放出され、喘息症状が出ることがあるということを知りました。(5年ぐらい経過して、その後はまったく問題ナシです)

 今回の場合も、その経験があったのですぐに対処できたのではないかと思っていますが、薬を持参しなかったのは大失敗。帰宅してあらためて薬を入れてある引き出しを見たら、ちゃんと吸入薬が保管されていましたので、単純に持参しなかっただけです。

 それにしても、ほんのちょっとしたことがきっかけになって症状が出るのは、まるで空気清浄機よりも敏感な人間センサーだなと、今は笑い話です。



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