高齢による肺機能の衰え(2012.10.7)
私の血圧は、涼しいなりに安定してきました。130/85ぐらいです。当然その時の微妙なコンディションによって±10〜20ぐらいの変動はあります。しかしこの時期はある程度はしょうがないのかなと思っています。
昨日は、朝、実家の母親から電話があり、一緒に医者に行ってきました。私が寒さを感じて血圧が一時的に上昇した頃から、なんだか体調が優れないということでした。
血圧は寒さで一時上昇したものの、今はそれなりに落ちつているということでしたが、夜半息苦しくなって目が醒めることが何回かあり、その時かなりの動悸を感じるそうです。
息苦しいときは起きあがって我慢したと言いますから、さすがにちょっと心配になりました。血圧がそれほど上がっていないということは、他の原因かなと思われますので、もしかしたら喘息か?と疑いつついつもの診療所へ。
息苦しいという訴えに、医師は胸のレントゲンを撮影。心電図もとったようですが、心電図は異常なし。血圧もそれほど高くない事が分かりました。しかし指にクリップをはさんで測定する、血中酸素濃度の値は92でちょっと低くなっているようです。
基本的には90を下回らなければそれほど息苦しい症状はないかと思われますが、肺の機能が弱っていることは間違いなさそうです。
そのことを裏付けるかのように、肺のレントゲン写真でも肺機能の衰えが確認できたみたいで、念のためもう少し大きな病院で検査をしてくださいと言われ、今度は実家の近くのもう少し大きな病院へ。
この病院は、一時期私も私の妻もお世話になった病院ですが、ともかく混雑が激しいので、大事でない限りこの病院は利用していませんでした。
この日も、診療所からの依頼を受けて、かなり早く対応してくれたようですが、土曜日ということもあって病院は大混雑。結局11時半に行って、終わったのは午後2時。
新たに血液検査とCTをとったそうですが、それらの診断の結果は、やはり肺の機能が衰えているものの、それ以外の病的な症状はないとのことで、残念ながら加齢による(82歳)体の機能全体の衰えと考えざるを得ません。
ただもしかすると、これは私自身の判断ですが、やはり軽い喘息症状があったのではないかとも思えます。というのもこの時期は私も感じていたようにダニの繁殖時期で、夏場の寝具をそのまま使っていたり、日干しをせずに冬場の寝具を使ったりすると、ダニの繁殖はかなり激しくなり、喘息症状を起こすことが多いからです。
また涼しくなって、水を飲む量が減り、体全体の水分が失われ、それが体内の機能の働き具合を低下させているのではとも思いました。
次回更に検査をしましょうと言うことになったようですが、高齢で体の機能が衰えているときに、あれこれ検査検査といって、無理矢理病気の原因を突き止めようとするのもどうかな、という気はしています。
検査疲れにならないように、様子を見ていきたいと思っています。
その後医師から処方された薬を確認すると、吸入式の気管支拡張剤と酸素を取りこみやすくする薬が出されたみたいで、医師も喘息と肺機能の衰えの両方に対処したのかなと思えました。