2020.6.3
真夏を思わせるような良い天気の埼玉です。しかし東京では昨日新規感染者が30名を越したようで、小池都知事は大好きなカタカナ英語でアラートを発令とのこと。
折角規制が緩和されたのに、病院でクラスターが発生。万全の注意をしていても発生してしまうことがあるという証拠のようで、拡大抑止の難しさを感じます。
また新規感染者には飲食店の客や従業員が多数含まれるということで、店側も意識はしていたのだと思われますが、もしアルコールが伴った宴会のような催しで広がったという事なら、当分宴会は中止ということにもなりそう。
ただ記事には「接待を伴った飲食店」という語句もあって、私には具体的イメージが湧きません。そこでネットで調べてみたら、従業員さんが客の近くに寄って接待を行う料亭、キャバクラ、ホストクラブ、バー、スナックと言ったお店みたい。
私は、会社の偉いさんが取引先の偉いさんを接待する店だと思っていたのですが、実際はそれよりも広範囲になるようです。
しかし今後の日本は、こういった感染拡大が予期せぬ場所で起こるたびに、感染源と濃厚接触者の動きを把握し、感染拡大抑止に四六時中努めなければいけないということのようです。
それらをモグラ叩きのように一つ一つつぶしていくことを、今後数年間要求されるわけで、生活様式が必然的に変わることは間違いなさそうです。
1/24からの累計感染者数の推移は以下の通り。感染の急拡大は抑制されましたが、グラフの傾きがなかなか水平に近づきません。グラフの形を線グラフに変更しました。
一方今だに感染拡大が続いているアメリカの累積感染者数の推移を見ると悲惨の一言。どうしてなんだろうといつも考えているのですが、これと言った原因は不明。
しかし一時期は激しく感染が拡大していたイタリア、スペイン、フランスあたりでも、最近は減少傾向がはっきりしてきました。だからこそアメリカがますます目立つ感じです。
朝日新聞関連のサイトで「アメリカ人の寿命が短くなっている」という記事を発見。一読しましたが、かなり衝撃的。どうやら25〜64歳ぐらいの勤労者層の死亡率が増えているという事のようでかなり深刻。
原因についても色々研究されているようですが不明。しかし今回の新型コロナの感染拡大の下地があったと見ることもできるなと思っています。