アフターコロナのエチケット

2021.7.5

 埼玉は気温は低めですが、連日の雨。湿度も高く、食べ物をちょっと空気中に放置しておくだけでカビが生える感じ。まあそれだけ空気中にカビの胞子が漂っているということになります。

 そういった空気を人間は呼吸によって取り込んでいるわけですから、体もその影響を受けるはず。まあ通常は喉や気管支、肺を構成する器官の表面にこれらの胞子が付着すれば、即座に免疫機能が働いてその胞子を駆除しているのではと考えています。

 ただ吸い込む量が多かったり、胞子の種類によっては駆除しにくかったりすれば、それによって咳が出たり、痰が絡むということになりそうです。

 ちなみにカビの胞子の大きさは5μm(ミクロンまたはマイクロメートル)程度と書いてありますから、0.005mm(ミリメートル)ぐらい。これに対してコロナウイルスの大きさは0.1μmだそうですから0.0001mm。

 もしコロナウイルスが単体の状態で空気中を浮遊していれば、マスクは役に立たない大きさだということになります。幸いにして、世の中のニュースを見ていると、ウイルスは飛沫に溶け込んでいるようですから、この飛沫を防ぐことが出来れば感染しないということになりそう。

 というわけで、マスクをして、自らの呼気に含まれる飛沫を防ぐというのが有効になります。また会話時に飛散する飛沫を吸い込まないようにマスクで防御すれば感染を防止できるということになります。

 ただ食事時はマスクを外さざるを得ないし、飛散した飛沫が付着したテーブル等の表面を手で触り、その指で口の周辺を触ることによって、接触感染が起きると思っています。

 今話題になっている変異ウイルスは、感染力がこれまでの2倍程度と言われていますが、実感としてよく分かりません。人間の細胞に付着しやすいという言われ方もしているようですが、そもそもウイルスに触れる環境がなければ感染はしないということになりそう。

 ということは、どうしても外食をする必要がある場合は、感染対策をしている店で、食べる時だけマスクを外し、会話は必要最小限の小声で、風通しの良い席に座り、なるべく食器以外のものに触らないという配慮が必要なのかも。

 その意味では、飲食店利用時にはお店の出入りやトイレの利用にも気を使う必要があるなと思っています。トイレのドアの取っ手、手洗いのための蛇口等は触らざるを得ないことも多いです。

 今後のアフターコロナの共通エチケットとしても、小声で会話、食事以外はマスク着用、必要なもの以外を触らない、触った場合はすぐにアルコール消毒という世界がやってくるような気がします。



再び緊急事態宣言?


新型コロナ(2)


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