同じ気温なのに「冷え」感じるときが

「冷え」と「体調不良」(2015.2.20)

 少しずつ日が伸びてきたのが実感できます。それとともに、昼間の最高気温が10℃を越す日も徐々に増えてきています。ただ相変わらず我が家が住んでいる埼玉県では北西風が吹くことが多く、恒例になっていたウォーキングにも最近はすっかりご無沙汰です。

 それでも他のブログに書いたように、最近新しく倍率の大きいデジカメを購入し、その機能を実感するために昨日は久し振りに1時間ほどウォーキング。

 当然デジカメも持っていき、帰り際に樹木の天辺にいた「シメ」という鳥を撮影できました。これまで使っていた12倍ズームのデジカメでは到底撮影できない距離だったので、やはりコンパクトデジカメとはいえ、威力はすごいなと感じました。

 それはそれとして、でかけるときズボン下を履いていくかどうか悩みました。結局暖かかったので通常のズボンだけで出かけましたが、特に問題なし。

 ズボン下を履く理由は、主として血圧対策です。そもそも冬場に血圧が高くなる理由は、寒さによって水分不足や運動不足になることが多く、さらに過食による血液濃度の上昇と、気温低下による筋肉のこわばりや血管の収縮が原因です。

 中でも太ももは大きな血管が走っていて、また筋肉量も多いので、その分発熱量が多くなり、体温維持に役立っているわけですが、ここが冷えれば当然足への血流が滞りますので、それを察知した心臓が血圧を上げるという理屈になっているようです。

 従って太ももの冷えというのは、高血圧患者にとっては大敵で、こうやってブログを書いているときでも、冬場の寒いときは私はひざ掛けを使うようになっています。

 というわけで、「太ももが冷えるなあ」というのが、高血圧症状の一種のバロメーターになっているなとも思うようになりました。そう思って今度は「どんなときにひえを感じるのだろうか」なんて観察していると、最近になって「冷え」を感じるときは、必ずしも寒い日ではないことに気がつきました。

 同じ気温でも、その気温を熱く感じたり、妙に寒くて冷えるなと感じたりすることがある、ということです。さらにこれに自身の体調不良を重ねてみると、どうやら体が冷えているなと感じるときは、風邪やインフルエンザにかかりやすかったりするのではと思うようになっています。

 体が火照る、という状態とはまた異なるとは思うのですが、外気温が同じでも、体の中で体温がしっかり維持され、寒さをあまり感じないときとは体調も良好で精神的にも落ち着いているように思えます。

 いったい何が違うのか?「食べ物?」「飲み物?」「気分?」「ストレス?」といろいろ考えてみましたが、原因は不明。ただ体が冷えると感じるときは、体調不良になりやすいというのは間違いなさそうです。

 もしかすると冷えることによって体内の酵素の働きが悪くなり、体調不良になるのかなとも思えますが、どちらが先なのかはよく分かりません。

 それでも太ももが冷えるなと思ったときは、体調に注意して、暖かいものや消化によいものを食べていると、そういった「冷え」の感覚が自然に消えていくことも多いな感じます。



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