2012.1.9 ヒートショックで高齢者2名が死亡
温泉施設でお風呂を楽しんでいた高齢者2名が死亡、というニュースを見てびっくり。本来気持ちが良い場所である温泉施設での死亡は、高血圧患者である私にとっても人ごとではないなと思いました。
原因はヒートショックと書かれています。テレビでも若干解説されていましたが、いまいち分かりにくいのでもう少し自分で調べてみることにしました。
まあ言葉の語感でも分かりますが、ヒート=熱のことですから、激しい温度差による体調変化だろうな、ということは想像が付きます。
と言うことは急激に暑くするのも駄目だし、寒くするのも駄目だということになります。ではいったい何度ぐらいの差がが目安になるのかということも気になるところです。
だいたい冬場に暖かい場所と寒い場所が存在するのは当たり前のことで、温度差がほとんどない場所なんて滅多にありません。
しかし温度差の目安まで書いてあるページはなかなか見つかりません。もちろん個人差があると思いますが、ほとんどのページが血圧の変動で心臓に負担がかかるので危険としか書かれていません。
唯一「All about」の記事で温度について触れていましたが、それによると温度差の目安は3〜5℃と書かれています。しかしこれは厳しい。全館冷暖房の家ぐらいしか実現できないと思います。
実は我が家は節電のためと、もともと妙に暖かい部屋が嫌いなので、ファンヒーター等の設定は17℃にしています。それでも朝起きてファンヒーターのスイッチを入れるとその表示は、ここのところ4℃です。
すぐにエアコンのスイッチも入れ、室内の空気を送風でかき混ぜながらファンヒーターを併用。エアコンの温度設定は20℃。まあこれで充分と思っています。
それはそれとして、ヒートショックを真剣に考えるなら、起きた瞬間にも寝室の温度をエアコンで少し上げ、リビングもタイマーを設定して暖かめておかないといけないと言うことですね。
もっともそこまで対策をしても、寝室からリビングへ至る廊下は寒いままなので、1軒家の対策は難しいです。