ペプチド、GABA、酢が
高血圧用健康食品の基本成分

高血圧と健康食品(2012.1.23)

 リンゴ酢から始まって、健康食品のGABAの話しになっていますが、そもそも酢(酢酸」は血圧降下作用があるんだと言うことが分かり、であるなら今後は自宅で酢の物や酢飯を食べた方がよいのかなと思い、酢飯の作り方なんぞをネットで調べ、その方法を印刷しました。

 しかし、いくらなんでも毎日寿司ばっかりというわけにはいかないし、酢の物だって毎日食べたら飽きるだろうなあと思っていたところ、そう言えば湯豆腐にはポン酢を使っているなと言うことに気がつきました。

 早速ポン酢の成分表を見てみると、ちゃんと酢が含まれています。ということは私は冬場は湯豆腐を食べることが多いので、結構日常的に酢を食べている(飲んでいる)ことになります。

 そうかあ、ということはやはり何も健康食品に頼らなくても、日常的な食生活を見直すことで、酢の摂取量は増やせるだろうし、そもそもはそれが一番良い方法ではないかと思えてきました。

 というわけで酢については一段落ですが、先日501回で紹介した国立健康・栄養研究所のサイトでは、「南瓜緑茶」「リンゴ酢ドリンク」「ペプチド」などの他にもいろいろな製品が出ています。

 試しに記憶の片隅にあった「プレティオ」というのをクリックして見ると、これもGABA関連の製品でした。「胡麻麦茶」はペプチド系です。

 他にもいくつか調べてみましたが、結局製品名はいろいろありますが、成分まで遡ると、ペプチド系、GABA系、酢系の三種類に大別されています。

 この内ペプチドについては、折に触れて「かつお節」を食べることにより補充、酢は「ポン酢」等を利用することによって摂取すれば、自然な形で体に取り込まれるはずです。

 GABAはどうかなと思い、これを多く含む食品を調べると、発芽玄米がよいと書かれていますが、通常の白米にも含まれていますから、ご飯をきちんと食べればよいということになります。

 他にも野菜や発酵食品、またチョコレートやココアにも含まれているそうで、甘党には嬉しい話しです。チョコレートについてはGABAを含むと言うことを謳い文句にしている製品もあるみたいなので、バレンタインデーも近づいていますから、それに絡めて買うのも良さそうです。

 いずれにしても、ご飯を食べ、発酵食品の味噌が入った味噌汁を飲み、野菜たっぷりの湯豆腐にかつお節をふりかけ、これにポン酢をかけて食べる、と言うのが高血圧初期症状の人には理想的な食べ物のように思えてきました。

 さらに3時のおやつはチョコレートをひとかけ。と言うことになれば、健康食品まで手を出さなくても充分なような気がします。しかしそんな料理よりも、パンが好きで肉をがっちり食べたいと言う人は、場合によっては健康食品で不足を補うのもいいのかもしれません。

 ただそれは片寄った食べ物を、無理矢理健康食品で正常に戻そうとしているだけですから、体には負担が大きいのでは思います。



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