喘息症状は、それほど悪化もせず、ウォーキングで速く歩いたりすると感じる程度になりました。日常生活に支障はありません。
不思議なことに喘息症状は台風とも縁があるようです。理由ははっきりしませんが、台風の接近による急激な気圧低下が原因ではないかと思っています。
ではなぜ気圧変化が起きると喘息が出るのか、これについてネットで検索してみました。すると、急激な気圧低下が起きると、毛細血管が膨張するという記述がありました。
ポテトチップの袋を飛行機の中に持ち込むと、飛行機が飛び上がると客室の気圧が低下するので、袋は内部の圧力によって、ぱんぱんに膨れあがります。これと同じ原理です。
その結果血管内の液体成分が外部に通常より多くしみ出し、気道や気管支の粘膜を刺激するということです。刺激すると言うことはそこで炎症が起こり、喘息が出るという結論になるのですが、割と納得しやすい説明です。
また気圧の低下により、肺に取り込む酸素の量が減り、呼吸が苦しくなるというのも一理あるような気がします。
喘息以外でも、台風が近づくときは頭痛やふしぶしの痛みを訴える人が増えるようなので、急激な気圧低下時は、ある意味静かに家で過ごしていなさい、という体の防衛本能かもしれません。
一方台風やブタクサが原因かもしれない喘息症状は治まっていますが、ここのところ喉に違和感を感じます。これもまただいたい例年の事なので分かってはいるのですが、なんとなく喉のあたりに痰がたまっているように気がします。
ついつい咳払いを頻繁にすることになります。当初は風邪ではないかと疑っていたことがありますが、例年の事だなと分かって以来、あまり気にしないようにしてます。
しかし年によっては2ヶ月ぐらい同じ症状が続くことがあり、これはもしかしたら喉頭がん?というような疑いを持ったこともあります。
またこの症状と同時に、声帯付近も痰がからみつく感じで、声が出にくかったり、大声を上げると声が裏返ったりします。
一時期は声そのものが出にくくなり、これはポリープでも出来ているのではないかとも思いました。しかし年が明ける頃にはいつの間にか治っています。
すべて気管や声帯付近の粘膜の軽い炎症だとは思いますが、不愉快です。しかし最近は、これもまたたぶんこの時期の花粉の影響だろうと解釈しています。
折角の機会なので、グーグルで「喉の違和感 花粉」と入力し検索してみると、やはり同じような症状を訴えている方が結構います。花粉に特定するなら原因はイネ科の植物ということのようです。
そこで今度はイネ科の植物を調べてみたところ、ササ、ススキ、イネ、カモガヤ、カラスムギ、タケ、ヨシといろいろ出てきました。考えてみると我が家の近くにはこれらの植物がいっぱい生えています。
引っ越すわけにもいかないので、この時期はマスクをした方がよいのかもしれません。