最後に頼れるのは免疫力

韓国のMERS拡大!今後の対処方法は?(2015.6.11)


病院内感染にとどまっている」と報道されている韓国のMERSですが、日に日に感染者数と隔離者数が増加しているようで、予想通り韓国経済にも打撃を与え始めたようです。

 この病気のために経済が減速するとして、韓国政府は政策金利を引き下げるという、私から見ればかなりな非常処置ととったようです。裏を返せば、それだけ深刻な状況になっているといえそうです。

 今日11日のヤフーニュースで現状をまとめると、亡くなられた方が10名、感染者数が122名だそうで、その他隔離処置となっているのが3000名以上?

 旅行客は7万人がキャンセル。繁華街では客が半分ぐらいに減ってしまったそうです。しかし今はまだ序の口?今のところ感染者は拡大する一方ですから、今後はさらに増加するように思われます。

 一方今は病院内の感染だけで、その他の人はいわゆる自宅待機が隔離処置となっているわけですから、もしこういった人たちの中に感染者が出てくると、さらに不安が広がりそうです。

 しかもニュースで聞いた限りでは、隔離者は他の人と接触するなと言っているようですが、2週間もの間自宅でじっとしているなんてことは不可能のように思えます。

 ちょっと考えれば分かりますが、食事はどうするのか?食材購入をどうするのか?日本なら律儀な人は食材を通販で購入なんてことも考えられますが、韓国の実態はどうなっているのか?

 体温計の電池を買いにコンビニ行ったなんて、笑い話のような話が報道されていましたが、聞き様によっては杜撰としか言いようがありません。

 こういう状態で、もし病院外で隔離処置を取っている方の中から感染者が出たとなると、これは韓国国内だけの問題ではなく、すぐに海外に影響が出てきそうです。

 エボラ出血熱のときも、若干の恐怖感がありましたが、失礼ながら、まだ距離的に遠い世界の出来事という感覚がありました。しかし韓国はお隣ですから、空港関係者や、空港近隣に住んでいる方は心配だろうなと思います。

 ただ、亡くなられた方の大半は、高齢で何らかの持病を持っていたと報道されていますから、通常の健康な人は、それ相応の対処療法を受ければ大事には至らないのかなという気もします。

 ただ私に限っては、喘息もちで気管支が弱く、ちょっとした風邪でも咳が長引くことがあるので注意が必要だなと思っています。しかし注意をしていても感染をすることはありえます。

 その場合、頼りになるのは自身の免疫力です。睡眠時間を確保しないといけないなと思うようになっています。


MERS収束の兆し


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