高齢になって避けたいのが認知症です

認知症を防止する条件(2013.4.9)

 様々な健康関連ニュースの中で、介護の問題が良く取り上げられています。さらに介護の中で認知症になった伴侶を老々介護する姿がレポートされたりしているのを見ると、平均寿命は延びたけど、必然的にこういった介護の問題も今後増えていくのだろうなあと予想できます。

 そしてそれは今や他人事ではなく、自分の家族や自分自身に降りかかるかもしれない可能性があるわけで、予てから認知症について一度は調べて、あらかじめ出来ることがあるならやっておくべきだろうなと考えていました。

 幸いに今の所80歳をすでに越えている私の母も、私自身もそのような兆候は感じられません。(漢字の物忘れがちょっと出てきたなと自分では思っていますが)

 そこで高齢者の予防として推薦されていることをネットで調べてみました。それによれば

@ 適度な運動

 散歩やウォーキングは血流を整え、脳細胞に血液を行き渡らせるのが目的だと思いますが、歩くこと自体が、体のバランスの維持等、脳に対して大きな刺激を与え、活発に活動せざるを得ない状況に追い込む効果もあるのではないかと思います。

A 人との会話

 会話のない環境で生きることだけを強いられると、必然的に脳の活動領域が限定されるのではないかと思います。運動と合わせて言語に関する領域を刺激する意味があると思います。

B 行動する

 要するに何かをアクティブに行うと言うことですね。何もしないで1日中うつらうつらしていれば、刺激が無くなり脳の活動が沈滞化するのは明白です。料理や家庭菜園なんかが良いのではないかと思っています。

C 社会とのコミュニケーション

 個人的にこれがものすごく重要だと思っています。早期退職をして最初に不安に思ったのがこれです。息子との日常的な会話が意外に大事だなと思っています。また非常勤講師をやっているのは、経済面もさることながら、他の先生方や生徒とのコミュニケーションが大事だと考えたからです。

D 外出、旅行

 外出は、運動も伴う上に、さま座万思考活動を要求されます。億劫がって閉じこもっていると、気分的には楽かもしれませんが、あえて様々なことに興味を持つという意欲が大事かなと思います。

E 日記

 私は日記代わりにこういったブログを書いていますが、過去の記録をみたりして結構参考になることがあります。書くこと自体が、話すこととと同じように言語領域を刺激していると思います。

F 食生活

 バランスの良い食事は絶対です。特に魚介類や野菜類をたくさん食べることが大事なようです。

 こうしてみてくると、今の所私はウォーキングを行い、仕事上会話が必要になり、時に応じて暇があれば旅行に行きたいと思い、とりあえずブログを書いて、食べ物は家庭菜園の野菜を多く食べるようにしているので、以上の七つの条件はそこそこクリアしていると思っています。


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