よく寝るために私が試した方法

規則正しい生活習慣は睡眠から(2012.4.28)

 規則正しい生活の第一歩は睡眠(就寝時間)ではないでしょうか。これを一定にすることができるかどうかどうかが大きな問題です。(当然ながら仕事自体が不規則な時間帯で行われる場合は、規則正しい生活は難しいと推測できます)

 以前も書いたと思いますが就寝時間というのは、当然眠りにつく時間と起きる時間を一定にするというものです。

 ところがストレスがたまっている時期というのは、神経自体がいつもピリピリしているので、寝付きが悪いし、寝た後もなんだか眠りが浅く、ちょっとしたことで目が覚めてしまったりします。

 私の場合は先日も書いたように一番不快だったのが悪夢ですね。ともかく「嫌な夢を見た」という記憶だけが頭に残っている段階で目が覚めて、心臓はバクバク言っているので、必死になって落ち着こうと一人でベッド中で深呼吸するのですが、このままどうかなってしまうのではないかという不安がいつもつきまとっていました。

 あまりに不安なので、夜中の2時3時に心臓を刺激しないようにそ〜っと起きだしてとりあえずトイレで用を足して、リビングの椅子に座り込み再度30分ぐらい深呼吸。

 それでもなかなか動悸が収まらないように感じるので試しに血圧を測ってみると190/110なんていう高い数値が出たりして、本来寝ていて血圧が下がるはずなのにこれではもう駄目だ、救急車を呼ぼうか、なんてことまで考えたりしていました。

 こういった悪夢に見舞われないときでも、早朝4時過ぎに目が覚めて眠れなくなったりするので、しょうがないので起きだして体を疲れさせれば眠れるだろうと思い、早朝ウォーキング等を試みたこともありますが、肉体は疲れても精神的な疲労はたまったままですから、体の生理的バランスはますますくずれていきます。

 そんな中で眠ることに多少効果があったかなと思えるのは、まず冬場の冷え対策。それまで使ったことのない電気敷き毛布を導入。これによって足の大腿部が温かくなり、少し睡眠状態が改善されました。

 次がカーテン。通常のカーテンから遮光カーテンに代え、朝になっても太陽光で部屋が明るくならないようにしました。

 さらに上掛け。私は喘息持ちなので羽毛布団はさけ、布団カバーも新しく表面がツルツル、サラサラしたものに変更。(綿の布団カバーは寝返りによって摩擦が起き、布団が体にまとわりつくように感じ、不愉快な印象を持っていました)

 枕カバーも洗濯をマメに行い、パジャマも上記の布団カバーと同じように、表面が比較的サラサラしてどちらに寝返りを打ってもガサガサとこすれ合わないようなものに代えました。

 次にベッドの向き。それまでは頭が窓の下にあり、南東向きだったのですが、これを南西向きに変更。頭を窓から離し、窓から漏れてくる光を減らすとともに、窓の外から聞こえてくる騒音から遠ざかるようにしました。

 これらのことが本当に効果があったのか、効果を確かめる前に、あまりのストレスのため早期退職をしてしまったので最終的な結論は得られていませんが、何とか改善しようという努力をしたという満足感はありました。

 ただ、寝室を自分にとって本当に寝やすい状況に改善するというのは、安眠対策の第一歩であるような気がします。 



体内時計を活用して就寝


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