眠りにいたる工夫(2012.5.5)
「眠りに至る過程」はどのような生理現象を伴うのかと思い、ネットで検索しているのですが、ほとんど出てきません。これが分かれば眠りやすくなると思ったのですが残念です。
とすると毎日毎日寝ている自分の体験を考えつつ、最も良い方法を探っていくしかないわけです。(ちなみに私は今別に不眠で悩まされているわけではありません。基本的な生活習慣を作り健康になる、というテーマから就寝時間について考え、眠れない場合はどうするか、と言うように話を展開しています)
昨日の内容を振り返ると、「眠ろう」と思った瞬間に、思考が何かを集中的に考えるのではなく、ある意味夢のような、種々雑多な思考が自然に流れていく状態が出てくれば自然に眠れるのではないかと考えました。
また何も考えない(意識しない)、と言うことが出来れば、これもまた眠りにつく方法かなと思います。
つまりささくれだって、イライラし、何らかの問題が常に頭の中でぐるぐる回っている状態、これが眠ろうとしても眠れない状況で、コンピューターのフリーズ状態と似ています。
そこで、そのささくれだってイライラした状態から抜け出すことが出来れば、眠れるということになります。そのために人間の場合羊の数を数えたり、静かに深呼吸したり、ちょっとストレッチをしたりすると良いという結果になります。
つまり当面の問題から気をそらすと言うことです。
以上のことから、薬物に頼らずになんとか眠ろうと思うなら、「今日こそ熟睡だ」なんて気負わずに、食前酒をちょっと一杯。食べ物は野菜を多くして、肉食は控えめにして腹八分目。これによって胃腸の調子を整えます。
夕食後はあまり神経を使うようなことはせずに、軽くストレッチ。さらにのんびり風呂に入って寝酒を少し。これで血行が良くなります。
飲みながらちょこっと癒し系、ヒーリング系の音楽を聴いたり、側に家族がいればコミュニケーションをはかり、奥さんや恋人がいれば夜の行為を行い、「は〜、今日も1日良い日だった」と思えれば、すぐに眠りは訪れるのではないでしょうか。
ちなみに眠るためにアルコールを多く飲むと、確かに寝付きはよくなりますが、ストレスが多いときは夜半に目が覚めたり、早朝目が覚めたり、一晩中眠りが浅かったり、さらには肝臓を痛めたりと、余りいいことはありません。
また導眠剤等の薬物を使う方法もあります。これも私は一時期利用しました。しかし飲み始めると、「やめたら眠れなくなるのではないか」という恐怖感を覚えましたので、少しずつ減らしました。薬の使い方も難しいですね。
結局どのような工夫をしても眠れない場合は、精神以外の病的な症状を覗いて、どこかにストレスがあるのだと思います。自分で気がつかないうちにストレスを抱え込んでいる場合もあると思います。
自分で気がつかない場合は、なんらかのカウンセリングを受けると良いかもしれません。最近は職場でもそういった相談を受け付けている企業が増えているようです。
ネット上では自分のストレスを発見する簡単なテストもあるようです。