睡眠についてのまとめ

眠りについての、一応のまとめ(2012.5.11)

 眠りについていろいろ調べてきましたが、結局病的な不眠を除いて、精神的な不眠を解消するには、先ず第一にストレス解消ですね。

 ただストレスは自分では気がついていないことが多いので、他人からのアドバイスやネット上でのストレス診断テストみたいなものを参考にすると良いかなと思えます。

 ストレスがたまっていると言うことが分かれば、その解消方法を探るのが先ず第一。一番よいのはストレスから遠ざかることで(私の場合は早期退職を選択)、その次はストレスを忘れるような行動を起こす。

 旅行でもスポーツでもなんでもいいので、体の動きを伴ったものが良さそうです。

 また親しい友人や家族に悩みを打ち明けたり、愚痴をこぼしたりするのも有効。みっともないという感覚を持つ人がいるかもしれませんが、気にする必要はないと思います。

 どうしてもそういった愚痴が嫌なら、心療内科に言って相談。これが一番よいかもしれませんが、医師の選択に気をつけないと、相談にはあまりのってもらえず薬ばかり処方されるということになる場合もあるようです。

 次に生活リズムを取り戻す。特に朝の目覚めが大事なようで、すでに書きましたが、太陽光を昼間は浴びて、メラトニンの生産量を減らし、夜は少し暗く落ち着いた環境で、メラトニンの生産量を増やす。

 食事は加工食品ではなく、消化の良いものを腹8分目まで。飲み過ぎず食べ過ぎずですね。就寝前に軽いストレッチ。その後少しぬるめのお湯にゆったりと浸かり、入浴後は音楽を聴いたり、寝酒を軽く一杯飲んだり、ともかくリラックス。

 寝具はその気候に見合った温度調節が容易に出来るもので、着ていて快感が得られるものを選択。布団またはベッドに入ったら、「眠るんだ」なんてことを意欲的に考えたりせず、思考が流れるままの状態に身を任す。

 と言うようなことを試みて、それでも駄目なら、枕元に切り刻んだタマネギを置いたり、習慣にならない程度の眠剤を服用する。 (アロマ等も良さそうです)

 まったく寝られない、と思っていても、切れ切れに人間は寝ているそうですから、そういったことを信じて、寝られないからと言ってすぐに起き出すのではなく、寝ていれば少なくとも体の疲労はとれるはずだと信じてリラックス。

 朝は不眠気味でなかなか起きられないかもしれませんが、天気の良い日などは出来る限りカーテンをきちんと開けて、太陽の光を浴びて、体に「朝が来た」ということを意識させる

 私自身のアトピーの治癒の時に感じたことですが、10年20年という長い期間にわたって苦しめられたアトピーを一ヶ月や二ヶ月で治すなんて事はとても無理な話で、数年間かけて少しずつ良くなっていくんだと言うことがよく分かりました。

 不眠についても、自分の体調と相談しながら、日々少しずつ改善していくという意識が大事なのではないでしょうか。薬で一気に治してしまおう、というのはアトピーで言うところのステロイドホルモン剤の治療と同じで、単なる対処療法にしかなりません。



秋の夜長に疲労回復


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