夏の疲労回復

秋の夜長に夏の疲労を回復(2012.9.26)

 朝晩の温度差を激しく感じる季節になってきました。ひと頃は最高温35度、最低温28度というような環境で暮らしていたと思いますが、最近は最高温30度、最低温20数度となり、温度差はそれほど変わらないのに、「「涼しいなあ」という感触があります。

 これは私自身の主観ですが、人間の体感温度は、25度を越えてくると「暑い」となり30度を越えると、「かなり暑い」、35度を越えると「滅茶苦茶暑い」と感じるような気がします。

 一方25度近辺を境に、それを下回ると「暑い」という語句が「過ごしやすい」(湿気がなければ)と変化し、さらに下がると「涼しい」となり、15度を下回ってくると「寒くなってきたなあ」と変化します。

 当然更に温度が低くなれば、「冷え込みがきつい」とか「やたら寒い」というように変わっていくのだと思いますが、要するに暑さ寒さの感覚の境目が20〜25度近辺にあるのかなと思えるわけです。

 一方以前書いたように、私のアトピーは湿度65%前後が症状の出方の境目みたいに感じられます。両者を組み合わせると、湿度70%で気温が25度をこえるあたりから徐々に不快な症状になり、30度を越えると痒みが増す印象です。

 さらに温度が上がれば「アトピーは悪化し、掻きむしると言うことになります」。それでも33度ぐらいでも湿度が少なければアトピー症状はそれほど悪化しません。これがハワイの気候で、ハワイに行ってアトピーが軽快する理由はこの辺にありそうだ、ということが分かってきました。

 逆に私の母親の例を見ていても感じるのですが、湿度とは関係なく、気温が25度を下回ってくると、徐々に血圧が上昇傾向に転じ、20度あたりからその傾向がはっきり出るような気もします。

 さらに真冬になり、最高温が10度前後になると、自分で何らかの対策(運動、食生活、睡眠時間の確保)等をしないと、確実に血圧が上がると言うことも感じます。

 というわけで、これから徐々に寒くなってくるこの時期は、冬に向けての体調管理がひじょうに重要です。その中でもっとも大事なのが睡眠時間かなと思っています。

 実際問題、涼しくなって寝やすくなったうえに、猛暑の夏で疲れ切った体が、冬に向かって体調を整えなくてはいけませんから必然的に睡眠時間が増えます。

 秋の夜長にゆっくり睡眠を摂るということは、怠惰になったわけではなく、体が要求している必然的な現象だと思います。最近なんか寝起きが悪いとか睡眠不足だと感じる人は逆に要注意ですね。

 仕事が忙しいとなかなか大変かもしれませんが、眠いときは早めに寝る、そしてきちんと朝起きて日の光を浴びることが健康維持につながりそうです。

 もちろん食欲の秋ですから、冬に向かって質の良い食事をして、良質の脂肪を増やして冷えに備えるということもだいじかもしれません。(秋に食欲が増すのはその意味では必然のような気がします)



初夢と睡眠時間


睡眠


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