人間以外の生物も睡眠は必要なのか?

初夢と睡眠時間(2013.1.2)

 昨晩はこれまで通り10時半に就寝。しかし朝は7時半起床。夜の時差ボケは解消したようですが、朝の影響はまだ少し乗っているように感じます。休みなので単に気持ちがだらけているだけかもしれません。夢を見た記憶はありません。熟睡したようです。

 考えてみると、私はどちらかというと睡眠時間が多い方で、高校時代からだいたい8時間程度寝るのが習慣になっています。「寝過ぎだろう」と言われたこともあり、一時期7時間睡眠に挑戦したこともありますが、3日ぐらいで寝不足症状を感じ、体調が悪化してきたので、それ以来自分の適正睡眠時間は8時間前後であると決めています。

 ただし55歳以降は、やはりほんの少し睡眠時間が減りました。7時間半ぐらいでも大丈夫なようです。一方若いときは徹夜で麻雀をやったり飲み歩いたりしたやったこともありますが、さすがに40代以降は無理だなと感じています。

 平均睡眠時間は徐々に短くなるようですが、寝ないわけにはいかない、ということです。というわけで、私は後3週間ぐらいで60歳になりますが、その内20年間は寝ていたんだなあと今更ながら感心している「次第です。

 人間にしろ動物にしろ、睡眠は必ず必要なようですが、これは犬や猫も同様です。魚も目は開いたままですが基本的に寝る時間があります。ではもっと小さな原始的?な動物である昆虫はどうなのか?

 眠りの定義にもよると思いますが、チョウチョが葉っぱの裏でじっとしていて、近づいても気がつかないなんてことがたまにありますが、あれは眠りに相当するのではと思います。

 しかしさらに下等?な動物になるとどうなるのか?地面の下にいるミミズ君は眠るのか?またはそれと似た休眠状態をとるのか、なんてことを考えているとそれこそ眠れなくなりますが、そもそも眠りというのは、脳を休めるまたは脳が情報を整理する時間だと考えれば、神経だけしかないような下等な生物は、体を休める必要はあっても眠る必要はない、と言うことになりそうです。

 またさらに体を休める必要もないような生物があれば、休息は一切必要がないと言うことになりますが、一番基本の細胞分裂であっても、分裂と分裂の間には、一定の休憩期間が必要みたいですから、その意味では一定時間の眠りまたは休息というのは、すべての生物に必要なのかもしれません。(ガン細胞には休憩期間もないみたいです)

 「じゃあ植物はどうなんだ?」と聞かれると、またまた悩んでしまいますが、ともあれ基本的にどの生物にも細胞レベルで考えれば、一定の休息期間が必要ですから、その時間を確保するためにも、活発に活動しない時間は必要だろうなと思えます。

 というわけで、ようやく本題ですが、1日の中で起きている時間が短い(睡眠時間が長い)と、細胞が酷使される時間も短くなるので、その分長寿になるのではと思いついたのが、こんな文章をまとめている動機です。

 しかし調べてみると、いろいろな調査では睡眠時間7時間程度が最も良い、という結果が出ているみたいです。と言うことは私は寝過ぎ?しかしその眠りの質も問題で、うつらうつらの7時間では、あまり健康的な睡眠とは言えないはずです。

 また1回の眠りの中に周期があるのはご存じの通りで、眠りが浅くなったときに起きるのが一番眠気が少ない状態です。眠りが深いとき無理矢理起こされると、寝足りない、という感覚になります。

 ということは朝方眠りが浅くなって自然に起きる、という現在の私の状態は、けっこう良い状態なのかもしれません。



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