暑いときこそ、午後に昼寝を

猛暑を乗り切る昼寝の効用(2012.8.15)

 いやはや暑くて参ります。アトピーは肘の内側、膝の内側、太ももの外側でどうやら元気いっぱいのようで、昼間はともかく、夜はムヒが手放せなくなりました。

 寝ているときにムズムズして、知らず知らずのうちに掻いていて、ふと掻いていることに気がつきムヒを塗って再び寝る、ということを繰り返しています。寝不足になりそうですが、幸いなことにそのまますぐ眠れるので、割と朝はすっきり目が醒めます。

 それはそれで良いのですが、お昼を食べてしばらくすると眠気が出てくることがあります。ハワイにいるときも、結構歩いたり運動したりしたので、昼間に時々無性に眠たくなるときがありましたが、その時の眠気と感じが異なります。

 どうやら肉体的な運動からきた眠気ではなく、暑さによる眠気ではないかと思いつき、暑さいということだけでもしかしたら疲労しているのではと思い調べてみました。

 ある意味夏バテの前駆症状かなとも思えますので、ここで無理して昼寝をしないで仕事をがんばったり、あえて節電のために暑い中で耐えていると、いつか体に無理が生じてくるのではないかなと思えます。

 調べた結果ですが、まあ当たり前ですが、猛暑の時は発汗作用がきちんと働いている人は、その影響で水分不足になり、また汗の中に含まれる塩分(ミネラル等を含む)も失われますから、これをきちんと補給しないと血液中の電解質のバランスが悪くなります。

 高齢者の場合は、喉が渇いたとか塩分が不足しているとかの自覚症状も少ないため、知らず知らずのうちに体温が上昇し熱中症になることもあるようですから、これは家族が気をつけて見てあげるしかないような気がします。

 また子供も元気いっぱいに遊んでいる内は良いのですが、往々にして度を越す場合がありますから、屋外での運動等には、保護者が水分補給に気を使う必要があると思います。

 さらに暑さの影響は、体表面よりも目に見えない内臓への影響も大きいようです。体表面は汗がどんどん気化するので体温は下がりますが、内臓部分には熱が籠もる可能性があります。

 なんとなくだるい、体調が悪い、食欲が出ない、というのは内臓の熱疲労(適当な言葉ではないかもしれませんが)によるものだと思われます。(もしかしたら酵素の働きが悪くなっているのかも)

 というわけで昼寝の効用ですが、誰もが書かれているように、これは間違いなく効果有りです。体の恒常性を保つためにも良さそうで、要は体が眠ることを欲しているから眠くなるわけです。

 最近とかく話題になっているスペインでは、昼休憩(シェスタ)が当たり前になっています。何も仕事をさぼろうというのではなく、それが自然の摂理だという考え方なのではないでしょうか。(最近はこの制度も廃止になりつつあるようです)

 いずれにしてもほんの30分ぐらい寝るとなんとなく体がスッキリすることは事実です。ただ昼寝をしたら2時間も3時間も寝てしまったという場合は、これはちょっと夜の睡眠時間に問題がありそうです。



昼寝をするなら短時間で


睡眠


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