過度の昼寝は夜の寝付きを悪くする?(2012.9.15)
この夏はやたら暑いせいか、それとも年齢の影響なのか、昼食後睡魔に襲われることが多くなりました。年齢と共に昼寝をする人が増えると言うことは聞いていましたので、これが自然なのかなとは思っています。
ただ私自身は子供の頃から、昼寝というのをしたことがなく、午後の1時に寝るというのは苦痛でした。昔の小学校では、夏休みの暑い盛りは午後1時から3時ぐらいまでは昼寝をすることが決められていたりして、子供達はその通りに家でゴロゴロしていました。
しかし昼寝というのは私にはまったく出来ず、この数時間は苦痛以外の何ものでもなかったことを記憶しています。
ところが最近になって、冬場はそうでもないのですが、夏場、もしかしたら夜の睡眠が暑さで浅くなったせいかなと思われますが、昼食後やたら眠くなります。
パソコンでブログを書いていると、ちょっと考え事をしていたと思ったらそのまま寝入ってしまい、体ががくんと傾いて、びっくりして起きると言うことが何回かありました。
そこで試しに、実際に横になって昼寝を試みたところ、周りから結構昼間の生活音が聞こえているにもかかわらず、あっと言う間に熟睡、と言うことが結構あるようになりました。
調べてみると短時間の昼寝は体にも良い、と書いている方が多いので、まあそれも良かろうと考え、時間の許すかぎりというか、睡魔に襲われたときは無理しないで横になるようにしていましたが、最近になって、昼寝をすると夜の睡眠がますます浅くなる、ということに気がつきました。
昼寝の時間は20〜30分程度ですが、その後の体や脳の働きは凄く明晰になるみたいで、「こりゃいいや」と思っていたのですが、昼寝の時間が30分を越すと、夜の眠りが浅くなることに気がついて、もしかしたら多少は我慢した方が良いのかなと思うようになりました。
要するに暑さで夜が寝苦しい。(エアコンを使ったりもしていますが、エアコンの風や音はやはり熟睡を妨げる印象です)その結果眠りが浅くなって熟睡できない。
昼食を食べ終えた頃、夜の睡眠不足の影響が現れ、眠たくなってくる。昼寝をする。睡眠不足は解消され、気分的には復活。ただし30分以上寝てしまうと、夜の寝付きに影響。暑いのでさらに睡眠不足。というような悪循環かなと思えるようになりました。
そこで先日試しに昼間睡魔が襲ってきたとき、ワザと家の外に出かけたりして気分転換というのをやってみました。するとあれほど強かった睡魔がいつの間にか消えていました。
さらに夜の寝付きも早く、熟睡感もいつもよりよくなりました。と言うことは、やはり過度の昼寝は、夜の眠りを浅くするという結論になりそうです。
しかし一方で眠いのに出歩いて、フラフラになって交通事故に遭うなんてことも、今後はあり得ると思いますので、まったく昼寝をしないで無理矢理がんばるというのも良くないかなと感じます。
つまり結論としては睡魔を感じたら、できるだけ短時間だけ昼寝をする(10〜20分?)という結論になるわけですが、それが正しい健康法なのかどうかは、まだよく分かりません。